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🐟 大阪釣り・漁・漁協


No.5273054
合計:
#589
タチウオは東シナ海で操業する以西底引全盛時代、揚げかまぼこ用などのすり身原料として使われていたほどで1967年には6万8307トン(農林水産統計)の漁獲実績があった。その後、以西底引が相次ぐ減船で姿を消した90年にはピーク時の半分以下の3万1506トンに転落した。

豊後、紀伊水道 産卵海域が疲弊
このころからタチウオの主漁場は東シナ海から瀬戸内海に移る。だが、その後も下り坂を転がるように漁獲量は下降線を描き、直近の2015年には7100トンまでに落ち込んだ。うち瀬戸内海は3900トンで、この10年間で6割減った。

 気になるのは瀬戸内海沿海主要県の漁獲が軒並み激減していることだ。西は豊後水道、東は紀伊水道に産卵場が点在するタチウオだが、各県ともに総崩れということは瀬戸内海全域に資源枯渇の危機が忍び寄っていることを端的に表している。


[ 匿名さん ]
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