(後編)六甲山崖下にダイブ！りゅうです。
(………ん？！ここはどこ？)ふと、目を覚ました私は過去の記憶を呼び覚ました。
崖から空高く舞い落ちて斜面を転げ落ちてる際、あまりにも高速回転な為に気絶してしまった様だ、もーどれくらい時間がだったのだろうか、日は沈み周りは漆黒の闇が漂い、近くにはユリゲラーがスプーン曲げをしたかの様な不自然に曲がりくねったバイク、身体は激痛で立ち上がる事すら疎らないし、衣服は一見流行のダメージファションみたいだが、よく見ると血か染み着きゾンビの様だ、そして転げ落ちた30㍍崖が、私の帰還を嘲笑うかの様に立っていた…………。
私はこの絶望的状況と孤独感で大いに泣いた！そしてこう叫び(母上様〜！)疲れ切って寝そべり星空を眺めていた………。
その時！ひそひそと夜空の星々の歌声が聞えて来た…………。
曲 母上様お元気ですか(一休さんending)
母上さま お元気ですか
夕べ杉の梢に明るくひかる星一つ見つけました
星はみつめます母上のようにとても優しく
私は星に話します
くじけませんよ 男の子です
さびしくなったら 話にきますね
いつか多分 それではまた お便りします
母上さま いっきゅう
