山口県の岩国基地が東アジア最大の基地に
岩国基地強化と上関原発が争点の山口県知事選挙 基地容認派の村岡氏が勝利
2014年2月23日に投開票が行われた山口県知事選挙。争点は、在日米軍岩国基地（山口県岩国市）の強化と、上関原発（山口県上関町）だった。
結果は、岩国基地と上関原発に理解を示す村岡嗣政氏が、得票率63.90%（286,996票獲得）で当選した。
反原発を訴えた高邑勉氏（得票率25.77%）と、反基地・反原発を訴えた藤井直子氏（得票率10.33%）は及ばなかった。
争点となった岩国基地強化は、普天間基地（沖縄県）の空中給油機KC-130ハーキュリーズ、飛行隊司令部、整備施設、空中給油機部隊と、厚木基地（神奈川県）の空母艦載機F/A-18E/F スーパーホーネット、EA-18Gグラウラー、E-2Cホークアイ飛行隊の約70機を、岩国基地に集結させるというもの。
人員は、普天間基地と厚木基地から米海軍部隊の約4300人が岩国に移転する。
岩国基地は現状から約2倍の規模となり、沖縄の嘉手納を上回り、岩国が東アジア最大の基地として、中国北朝鮮の脅威に備えて日本国民を守る前線基地となる。
