長州連合会（下関）
松田会（山口）
甲斐組（小野田）
岩本組（宇部）
田中会（防府）
この５組が昔の反合田一家連合。
今は合田一家に入ってる組もあるけど。
最初に、一本独鈷松田会の地盤が合田一家に狙われると
松田会は延命の為に山口組に入る。
すると、山口組と正面切りたくない合田一家は
小野田の甲斐組の地盤に進出を図る。
この頃、松田会会長の兄弟分で合田一家小桜組で
冷遇を受けた長州連合会が小桜組を抜けて、山口組に入る。
同じ頃、宇部では岩本組と一松組が抗争に突入し
一松組の応援の為、合田一家の力が宇部に集結する。
一方、岩本組の元には援軍として田中会や神戸山口組が出て来る。
合田一家の力が宇部に向かっている時、
今度は、合田一家の山陽オートの利権狙いに長州連合会が動き
長州連合会小野田支部が結成される。
この動きに甲斐組も加わる。
この動きと、下関でも我が物顔で勢力を伸ばす
長州連合会が目障りとなった合田一家ではいよいよ
決死隊が結成され、その役は当然長州連合会会長の元いた小桜組になる。
こうして北九州から呼び寄せられた小桜組系末広興業の岡吉さん達が
ついに下関の繁華街で長州連合会会長の息の根を止めるのである。
この合田一家と山口組の代理戦争は
広島のように泥沼化するかと思われたが
山口県警の厳しい取締りと、暴力追放の世論に押され
田岡一雄が清水光重に長州連合会の解散を命じる事で
合田一家と歩み寄り、何とか和解に漕ぎ着けるのである。
しかし長州連合会は、場所をお隣北九州市若松区に移し
名を合竜会と変え、今度は工藤会田中組を相手に
果てしなき若松戦争へと向かって行くのであった。
