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No.5010714
合計:
#572
トライアンフの裏モノについてだが、当時の内部解析に携わった訳ではないので、あまり詳しくはない。ただ、ハッキリしているのは、貯め込んだビッグをまとめて放出する「貯金タイプ」がメインだった事だ。

この貯金Verは、電源ボックスからポケコン(小型のコンピュータ端末)を通じて、様々な裏設定を入力するタイプが出回った。モーニング、レギュラー、テーブル、天井、連チャン率、スランプなどの各条件を細かく設定できるもので、当時の攻略誌によれば、裏設定は「117649段階」もあったらしい。良く、裏設定が「5400通り」などと言われていたが、それよりも遥かに多い数値である。

ただ、このポケコンVerは、入力手順が複雑なうえ、代理業者が使う専用のポケコンを使わなければ、一部の裏設定が出来ないなどの不都合があった。そこで、新たに登場したのが、やはり貯金タイプの「裏ROM」Verである。

こちらはポケコンなど不要で、(1)単発、連チャンの比率(貯金確率)、(2)貯金数の選択(3)連チャンスピード、(4)貯金の仕込み、(5)モーニング、(6)イブニングなど多岐に渡る項目について、比較的容易に設定する事が可能だった。ボーナス確率の変更も可能だったようだ。

裏設定によっては、クレジット内で速攻連チャンすることもあれば、ダラダラと50~100ゲーム程度の間隔でビッグを引き続ける事もある。ダラダラ放出中に帰ってしまった客の後釜を掘るなど、中身を知る者には美味しい状況だったといえる。前日放出中だった台の宵越しなども狙えた。



しかし、ここまで細かな条件が設定できれば、店としてはまさに「やりたい放題」だっただろう。前日のドハマリ台でさらに回収することも出来れば、モーニングからの仕込み連チャンで爆裂する「看板台」なども、思いのままだ。

そんな訳で、トライアンフのシマは、朝一のモーニング合戦から夜遅くまで、実に様々なドラマが展開された。間違いなく、当時のパチスロファンをアツくした名機であろう。但し、裏に限る(笑) 


[ 匿名さん ]
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