ワクチンの有効性は90%超は本当か? わずか0.36%とも
アメリカのファイザー社の新型コロナワクチン予防効果は、90%超と発表されています。
独立した第三者による臨床データの分析によると、以下の結果となっています。
・臨床試験対象:43,538人 感染者:94例
・ワクチン接種:21,769 感染者:8 感染率:0.04% ・プラセボ:21,769 感染者:86 感染率:0.4%
感染者:78人(86人 – 8人)の感染を抑制できたことになります。
よって78人÷86人=90.7%
ワクチンを接種しなかった人を比較すると、予防効果は90%超となりました。
ただし、数字は捉え方によって大きく印象が変わるということはご存知の通りです。
実は、数字の見方によってはワクチンの全体における予防効果はわずか0.36%とも読めるのです。
臨床データを非感染者で見ると
ワクチン接種 非感染者:21,761 非感染率:99.96%
プラセボ 非感染者:21,683 非感染率:99.6%
非感染効果:0.36%
プラセボの非感染率をみるとわかる通り、そもそも99%の人が感染していません。
非感染者を増やす効果という視点でみると、わずか0.36%にしかならないということです。
つまり、ワクチンの有効率とは非感染者の発症率を100%と仮定した場合の接種の有効性を表すものと言えます。
この数字のトリックについては、大阪大学免疫学フロンティア研究センター招へい教授 宮坂昌之氏も国会でワクチンの誤解があると言及しています。
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【数字トリックに要注意!】新型コロナワクチン「予防効果90%!」の秘密、実は0.36%とも読める?