香川県では、高松市などのあわせて23人が新たに新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。このうち、県内の学校など2か所で、集団感染が確認されたということです。
香川県などは2日、高松市や丸亀市などのあわせて23人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。
このうち、いずれも10代の男女5人は県内の同じ学校のクラスメートで県は、▽この学校と、▽習い事が行われていた施設のあわせて2か所で、クラスター=感染者の集団が発生したとしていますが、接触者が特定されていることなどを理由に施設名は公表していません。
香川県で感染が確認されたのは、872人となりました。
また、3月29日から1日までに感染が確認されている人たちについて、改めて検査した結果、30検体中7割にあたる21検体で、海外で広がっている変異したウイルスに感染している疑いがあることが確認されました。
これについて浜田知事は、「7割は相当高い数字であり、直近の検査結果を踏まえるとばらつきはあるものの、県内でもウイルスが変わりつつある傾向ではないか」と話しています。
その上で、県内でも感染が急速に拡大しており、厳しい状況にあるとして、人が集まる場では、基本的な感染対策を徹底するとともに、対策を講じることができない場合は取りやめるなど、適切に対応するよう呼びかけました。