>>724
街中にディスコがオープンした。一つのビルの全てのフロアがディスコというのも珍しくなかった。
中心地の一つ新宿のディスコは収容人数も大きい大箱でフリードリンク、フリーフード、入場料も比較的リーズナブル。高校生から勢いで来てしまったオジサンまであらゆる人種を受け入れる大衆的な店が多かった。
一方、六本木などの都心部のディスコは選曲や内装、飲食メニュー、付加サービスなど、各店が個性的なコンセプトを打ち出しておりスタイリッシュな雰囲気が人気だった。
風営法が適用されるまでは日曜早朝のファミレスや終日営業の喫茶店には始発電車を待つ若者でいっぱいだった。
ディスコミュージックと言っても様々なスタイルがあるが基本的にはがソウル・ファンクがベースになっている。ディスコ用に作られた低予算な楽曲もあれば、本格的なソウル / R&Bもある。ヒットチャートのポップスやロックが選曲される事も