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No.9038738
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佐藤幸椰と小林陵侑は助走安定感で明暗…北京五輪プレシーズン開幕で岡部孝信氏が解説
11/24 08:00 ウィンタースポーツ

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 ジャンプ男子は、ポーランドのビスワで個人第1戦(ヒルサイズ=HS134メートル)を無観客で開催。日本勢は佐藤幸椰(25)=雪印メグミルク=が126メートル、123メートルの7位と健闘した一方、18-19年個人総合王者の小林陵侑(24)=土屋ホーム=は27位に沈んだ。98年長野五輪団体金メダルの岡部孝信氏(50)が、今季個人開幕戦で明暗が分かれた両エースの技術面を解説。海外選手の状態も踏まえ、22年北京五輪プレシーズンの滑り出しを分析した。

 W杯通算2勝の佐藤幸が、確かな力を示した。飛び出し後に横風を受ける悪条件。昨季個人総合王者のクラフト(オーストリア)が32位で2回目進出を逃した難しい試合で、トップ10に入った。「表彰台までいきたかったが、W杯の流れに乗っていける成績ではある」とうなずいた。岡部氏は好調の要因を助走姿勢の安定に見る。



 岡部氏「アプローチ(助走姿勢)を常にいい位置で組めていて、飛び出しが安定している。テイクオフの方向性が正しいから、空中で風にたたかれても板をうまく操作し、我慢して飛距離を伸ばせる。表彰台を争う力はあると自分でも分かったと思うので、次はもっと自信を持っていけるはず」

 一方、小林陵の助走は、重心面の課題で持ち味を出しきれていないと指摘する。

 岡部氏「重心が前にいったり、後ろにかかったり安定せず、カンテ(踏み切り台)にも力が伝わりきっていない。元々、飛び出してすぐに完璧な空中姿勢に移行するのが強みだったが、今はどの方向に立ち上がるか迷いも見える。結果的に空中姿勢に入るまでに時間がかかってロスが生まれ、飛距離が伸び悩んでしまう」

 メダルも期待される北京五輪プレシーズンで思わぬ出遅れ。ただ、小さな契機で復調する期待は十分ある。

 岡部氏「陵侑自身は不安があると思うが、ズレは微細なもの。1本でもいいジャンプが出れば格段に好転する。日本勢全体としても、開幕戦表彰台こそ逃したが、次戦のルカは向かい風の好条件で飛べることが多い。大ジャンプできっかけと自信をつかんでほしいと思う」


[ 匿名さん ]
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