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厚生労働省は11日、新型コロナウイルスの変異株で感染力が強いとされるデルタ株について、先に拡大したアルファ株よりも熱やせきなどの症状が出やすいが、致死率に明らかな差はないとする調査結果を公表した。コロナ対策を助言する専門家組織会合で報告した。
高い熱が出た割合は、デルタ株感染者は84.9%でアルファ株の73%を上回った。同様にせきは46.4%と43.2%、頭痛は26.8%と22%。においや味の感覚に生じる異常も含めて、デルタ株に感染すると症状が出やすい傾向があった。
65歳以上の感染者の致死率を検証したところ、デルタ株2.2%、アルファ株3.5%だった。