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東京・豊島区で今月12日、帰宅途中の小学生の男の子が、マスクとサングラスで顔を隠した全身黒づくめの不審な男から「いいモノがある」と運転している車に乗るよう命じられる事案が発生した。
12日午後5時半ごろ、豊島区長崎4丁目の路上を自宅に向かって歩いていた男子小学生に、軽自動車に乗った不審な男が「そこのキミ」と声をかけた。
小学生が振り返ると、男は「こっちにいいモノがあるから来な」と車に乗るよう誘ってきたことから、恐ろしさくなって走って帰宅したという。
声をかけられた男の子によると、不審者は黒の軽乗用車を運転しており、黒いスウェットの上下に黒のニット帽をかぶり、サングラス、マスクとも黒で、年齢や顔などの特徴はまったくわからないという。
現場は、西武池袋線「東長崎駅」北口周辺の住宅街で、児童遊園や幼稚園にも近いことから、警察が不審者に対するパトロールを強化している。
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