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新たな収益源を作らないといけない焦りも? 吉本興業とUUUMの資本業提携の皮算用
大手芸能事務所の吉本興業が、人気YouTubeらのマネージメント、番組制作などを担うUUUMと資本業務提携を結んだ。

さっそく、コラボ第一弾としてHIKAKINとカジサック(お笑いコンビ・キングコングの梶原雄太)のコラボ動画をスタートさせた。

声明では「両社所属のタレント・クリエイターの価値向上につながる」と今回の提携した経緯を説明。

吉本側としてはユーチューブをはじめとする動画コンテンツのノウハウをもらいながら、自社のタレントの収益拡大を狙うものと思われる。

お笑い関係者は、「吉本はCS放送進出の時もそうでしたが、稼げるが目処がつくと判断すれば動きは早いですから。しかも、ノウハウがありながら最近、右肩下がりだったUUUMをいきなり仲間に引き入れるあたり、本気度は高い」とみている。

一方で、テレビ業界ではバラエティー番組などがストップしたままの状況で「新たな収益源を早急に作らないといけない焦りもあるのでは」と話す。

「現在はテレビ収録のギャラ、営業のギャラ、自社の劇場でのギャラ、これらがストップしている。自社の劇場に関しては芸人を食わせるために半額補償するなどし話題を呼びましたが、この状況が年単位で続く可能性もあるわけで、次の手を打っておかないといけない。その点、タレントと資金力だけはあるので今回のような形になったのでしょう。もし、YouTube動画コンテンツで成功すれば、タレントはもちろんのこと、事務所における仕事の優先順位すら変わるほどの分岐点を迎えているのは間違いない」(同)

業界内外から批判もあるが、笑いの総合商社は新たな金脈を見つけることができるだろうか。
【日時】2020年04月30日 10:00
【提供】日刊サイゾー

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