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『売春防止法違反でデリヘル店経営者と従業員を逮捕』

県警生活保安課と小田原署は14日、売春防止法違反(周旋)の疑いで、小田原市○○１丁目の派遣型風俗店経営者兼店長○○○○(41)と、同市○○○、同店従業員○○○○(33)の容疑者２名を逮捕した。

経営者兼店長○○○○容疑者は今年3月28日午後1時10分頃、同市内のホテルで男性客(33)に女性従業員(31)を引き合わせて売春を周旋したとしている。

従業員○○○○容疑者は3月30日午後2時20分頃、同市内のホテルで男性客(38)に女性従業員(21)を引き合わせて売春を周旋したとしている。

県警の調べに対し、経営者兼店長○○○○容疑者は容疑を認め、従業員○○○○容疑者は「売春していることは知らなかった」と、容疑を否認している。

県警によると同店は昨年5月から営業を開始し、これまでに約1億2千万円の売り上げがあった。
インターネットで男性客を募り、約30人の女性従業員が登録していたという。

女性従業員が男性客を相手に売春行為をしていることを知りながら、それを黙認するこうした無店舗型の派遣風俗店は多く、県警では今年に入って同店を含めて市内の風俗店3店を摘発、同容疑で計4人を逮捕している。

県警では今後もこのような違法風俗店を厳しく取り締まっていく方針であると述べている。