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性病 爆発的増加 クラミジア・淋病・梅毒が過去最多 日米で
全米で昨年に確認されたクラミジア・淋病・梅毒の患者は、200万人を超えて過去最多を更新したと米疾病予防管理センター(CDC)が27日発表した。

近年、梅毒患者が急増している日本でも、対岸の火事とは決して言えず、感染を予防する喫緊の対策の必要性が迫られている。

CDCによると、2016年に米国で感染が確認された性感染症のうち、最も多かったのはクラミジア症で、患者数は約160万人。

2000年から2011年までに報告されたクラミジア症感染率は、人口10万人あたり251人〜453人で推移していたが、2015年から2016年までの2年間で急増し、2016年には10万人あたり497人となった。

次いで、淋病の患者数は約47万人、梅毒は約2万7800人と、いずれも急増している。

三つの性感染症は、現在はいずれも抗生物質で治療できるが、病院で診断を受けず、治療しないまま放置すると、さらなる感染拡大に加えて、不妊症や異常妊娠、死産、HIVの感染リスクが高まるなど、健康面へのさまざまな悪影響が懸念されている。

梅毒をめぐっては、日本でも近年稀に見るペースで増加を続けている。

患者の4割近くが集中する東京都内では、過去10年で患者数が10倍以上に増加し、2016年は1673人だった。

国立感染症研究所によると、国内全体でも4518人にのぼっていて、妊娠可能な15歳から24歳までの若い女性患者が増加傾向にある。

米国の現状も似通っていて、2000年時点では人口10万人あたりの患者数が2.1人と調査開始以来、最低記録の約6000人にとどまった。

ところがその翌年から感染率が増加を始め、現在の感染率は10万人あたり8.7人に達した。

CDCによると、同性愛の男性患者の増加が背景にあると考えられているが、2015年〜2016年の発症増加率は女性が36%、男性は15%と、ここ数年で女性患者の急激な増加が懸念されているという。

特に、2016年は感染した妊婦から生まれた赤ちゃんが先天性梅毒だったケースが628人となり、患者の人口比率で見ると、4年前に比べて87%近く増えている。

先天性梅毒で生まれた赤ちゃん628人のうち、新生児の死亡数は40人以上にのぼり、このほかにも深刻な合併症が報告されている。

CDCの研究チームは「1941年に調査を開始して以来、最悪の患者数だ。性感染症の急増は、医療保険サービスに脅威をもたらす」として、早急な予防策の必要性を訴えている。
【日時】2017年09月28日 14:47
【提供】ハザードラボ

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