爆サイ.com 沖縄版

🌍 ニュース総合


NO.5875190
ゾウが落雷で感電死!? 観光客の眼前で倒れる…南アフリカ
この夏、東京の多摩川河川敷で花火大会に集まった客が落雷とゲリラ豪雨でケガした事故は記憶に新しいが、南アフリカでも最近、暴風と雷で多数の死傷者を出す被害があった。

なかでも最大の犠牲者は、雷が落ちて感電死したアフリカゾウだ。

南アフリカ国立公園(SANParks)や現地メディアの報道によると、同国北部のクルーガー国立公園のサタラ・キャンプ近くで今月10日朝、観光客を乗せてサファリツアーに出発しようとした車が、道に横たわった一頭のゾウの死体に遭遇した。

そのゾウの死体は奇妙なことに腹部の皮が大きく裂けていて、内臓が丸見えになっていたが、ライオンやハイエナなどの肉食動物に襲われた形跡はなく、象牙を狙った密猟者に殺されたようすもなかった。

同国立公園の野生動物保護官は、「前日夜に襲った暴風雨で雷がゾウに直撃し、内臓破裂にいたった可能性が高い」とみて、死体を回収して死因の特定を急いでいる。

ゾウに雷が落ちるとは珍しい事件だが、アフリカのサバンナのように、周囲に高いものが少ない開けた場所では決して珍しくない。

2016年8月には、ノルウェーの野生動物保護区に住むトナカイ(カリブー)323頭が強烈な雷に打たれてショック死した出来事があった。

また、2013年には米アイオワ州の国立野生動物保護区のバイソンを稲妻が襲い、左足をケガした。

このバイソンは、足を引きずって歩く後遺症が残ったが、仲間の群れに戻っていったことから「スパーキー(spark=火花、活発)」という愛称をつけられて、一躍公園の人気者となったそうだ。
【日時】2017年10月25日 15:01
【提供】ハザードラボ

本サイトに掲載されている記事の著作権は提供元企業等に帰属します。