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東京・墨田区の東向島界隈では、このお盆休み期間中に通行中の若い女性や生徒が不審な男から「なめてあげる」などとつきまとわれる被害が相次いで報告されており、警察がパトロールを強化している。
最初に被害が報告されたのは、今月12日午後3時50分ごろ、墨田区東向島5丁目付近を自宅に向かって歩いていた女子生徒が、背後から自転車に乗った不審な男につきまとわれた。
女子生徒が、しつこく後をついてくる男の存在に気づいて走って逃げようとすると、男は追い抜きざまに女性器を「なめたい」などといかがわしい言葉を言い捨てて、いずれかの方向に走り去ったという。
生徒が警察に報告した男の特徴は、白か銀色のママチャリに乗っていて、胸元に四角い絵柄がついた白のTシャツにデニムの短パンを身につけ、ボサボサ頭をしていて年齢不詳だったという。
この現場から数百メートルほど離れた同区墨田1丁目では、今月15日午後11時20分ごろ、帰宅途中の女性に近づいて着た不審な男が「なめてあげる」と声をかけた事案が報告されている。
女性は叫び声をあげてその場から逃げ出し、110番通報をしたそうで、男の年恰好や身なりについてははっきり覚えていないという。
現場は、東武スカイツリーライン「東向島駅」を挟んだ東西の住宅街で、同じ人物によるものかは不明だが、向島警察署が付近のパトロールを強化している。
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