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アシアナ航空機が広島空港で着陸に失敗した事故で、滑走路周辺の視界が当時、急速に悪くなっていた可能性があることが16日、分かった。
霧が立ち込めていたとみられる。
また滑走路手前の「進入灯」のライトが17個破損していたことも判明。
パイロットは滑走路が見えない中で手前に着陸した可能性も出てきた。
管制塔が同機に着陸許可を出した14日午後8時ごろは、滑走路付近に弱い雨が降っていた。
南東に霧が出ていたが、1800メートル先まで見えた。
その後、滑走路東側に霧が拡大、事故が起きた5分には見通しが400メートルに悪化。
さらに300メートルまで悪化し、その後回復した。
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