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📊 政治・経済ニュース


NO.2802500
「安倍総理が決断すりゃいいことだ」と脱原発宣言
26日の毎日新聞の政治コラムが、官邸を困惑させている。

小泉純一郎が「脱原発」を公言しているからだ。

安倍首相は「困った」と頭を抱えているに違いない。

小泉元首相は、インタビューに「今ゼロという方針を打ち出さないと将来ゼロにするのは難しい」『総理が決断すりゃできる』と「脱原発」の持論を全面展開。

「原発を失ったら経済成長できない」と経済界は言うけど、そんなことないね。

昔も「満州は日本の生命線」と言ったけど、満州を失ったって日本は発展したじゃないかと、原発推進派をバッサリ切り捨てているのだ。

「脱原発は小泉さんの持論です。3・11の直後から唱えていた。しかし官邸周辺は、タイミングが悪すぎると苦り切っています。汚染水が問題になり、ただでさえ国民の原発嫌悪の意識が強まっている。しかも、百年に一度の猛暑でも電力不足にならず、原発不要を証明してしまった。小泉元首相に脱原発を公言されたら、世論がどんどん強まりかねないというわけです」(官邸事情通)

官邸にとって厄介なのは、自民党内にも“脱原発派”が少なくないことだ。

財界に応援されている安倍首相は、本当はいますぐ原発を再稼働したい。

でも、国民から批判されたくない。

そこで再稼働の判断はすべて〈原子力規制委員会〉に委ねるつもりです。

もちろん、官邸の意向は伝えます。

でも、自分では判断しない。

なにを言われても『規制委員会の判断ですから』と逃げるつもりです。

なのに、小泉元首相に『総理が決断すりゃできる』とクギを刺されてしまった。

このタイミングで脱原発を言い出した小泉の魂胆も知れたものではないが、汚染水をどうするのか、再稼働するのか、野党は徹底的に安倍首相を追及し、逃げを許してはダメだ。
【日時】2013年08月27日
【提供】日刊現代

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