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NO.5796048
桜島 昭和火口の噴火28回 火口から飛び散るマグマもハッキリ
鹿児島県の桜島では今月15日以降、火山性地震が急増しており、きのう18日には、発生回数が一日で130回に達した。

また、2回の爆発的噴火を含む噴火は28回にのぼり、夜には火口からはっきりと火映が見える。

鹿児島地方気象台によると、今月15日から19日午後3時まで桜島の昭和火口で発生した噴火は28回、このうち2回は、空気の振動を伴う爆発的噴火だった。

これに伴って、大きな噴石が火口から300〜500メートル付近の六合目まで飛散するようすもとらえられ、噴煙の高さは1600メートルまで上がったと言う。

国土交通省九州地方整備局が昭和火口の東側に設置している監視カメラ(黒神川1号ダム上流)でも、噴火のようすははっきりととらえられており、鹿児島大学の井村隆介准教授はツイッターを通じて、火山灰の総噴出量を推計するために、堆積データの収集を呼びかけている。

噴火にともなって地下のマグマの動きを示す火山性微動も相次いでおり、16日には91回、17日には65回と活発化している。

気象台は「鹿児島湾の奥に位置する姶良(あいら)カルデラの深部へマグマ供給が継続している」として、噴火警戒レベル「3」を維持し、大きな噴石や火砕流への警戒、降雨時には土石流に注意するよう警戒を呼びかけている。
【日時】2017年09月19日 17:30
【提供】ハザードラボ

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