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ロシア 「ここは火星か?」オレンジ色に染まったスキー場
2014年の冬季オリンピック会場となったロシアのソチでは今月23日、オレンジ色の雪が降った。

荒涼とした火星を思わせる景色を作った犯人は、アフリカから吹いてきたサハラ砂漠の砂を含んだ風だった。

黒海に面したソチは、美しい砂浜に温暖な気候と、豊かな温泉施設があるロシア唯一の保養地。

ところが先週23日、アフリカ・サハラ砂漠から地中海を超えて吹いてきた「シロッコ風」と呼ばれる南風が、大量の砂塵を運んできたものだから、山々に砂混じりの雪が降り積もり、白銀のスキー場が一変してオレンジ色に染まった。

またソチ近郊のエルブルス山では、オレンジ色の雪崩が発生し、駐車場に駐めてあった車を押し流すようすもとらえられている。

フェイスブックやインスタグラムなどのSNS上には、「今、火星でスキーをしてるよ!」という写真が多数投稿されたが、喜んでばかりはいられない。

2007年にシロッコ風がシベリアにオレンジ色の雪を降らせたときは「なんだか雪が臭い」「触るとベタベタする」と、住民からは環境汚染を懸念する声が高まったという。
【日時】2018年03月27日 11:44
【提供】ハザードラボ

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