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錦織 日本男子92年ぶりの8強 記録ずくめの死闘制す
全米オープンテニス8日(1日、ニューヨーク)男子単で錦織圭はラオニッチ(カナダ)を4−6、7−6、6−7、7−5、6−4で破り、日本男子単では1922年の清水善造以来の8強入りを決めた。

時速230キロの相手のサーブに錦織は前日からチャン・コーチと対策を練った。

ベースラインの2?手前からのサーブを返球する練習を繰り返した。

その甲斐あって錦織はストローク戦に持ち込み粘り強い戦い。

錦織は第4セットの途中で痛めた右足親指に痛みが出て治療。

テーピングを巻き直して試合を続行した。

徐々にサーブのスピードが落ちたラオニッチに第5セットは第5ゲームでサービスゲームをブレーク。

一気に流れを引き寄せた。

2か月前に全英ではラオニッチに負けたが米国でそのかたきを取り、快挙に花を添えた。

試合時間4時間19分は全米オープン史上最長タイだった。

試合終了は午前2時26分だった。

これは大会史上最も遅く終わった試合に並ぶもの。

・錦織の話
「うれしい。記録を打ち立てられたのはうれしいです。最後まで気が抜けない試合だった。まだ実感がわかない。次の試合に向けてリカバリーしたい」
【日時】2014年09月02日 17:46
【提供】日刊現代

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