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「8年後に巨大地震」米地質調査所が大誤報
地震や火山活動など米国の自然災害について調査・研究する地質調査所(USGS)は現地時間21日午後、「カリフォルニア州でマグニチュード(M)6.8の巨大地震が起きた」と発表したが、日付が「8年後の2025年」だったことから、情報を引用した新聞社が誤報を出すなど、一時期パニックとなった。

USGSは現地時間21日午後4時49分(日本時間22日朝8時49分)、「カリフォルニア州でM6.8の地震が起きた」と誤った地震速報を発表。

この情報は、日付が「2025年6月29日」となっており、揺れも観測されなかったことから、誤報としてすぐに削除された。

しかし、USGSから速報の自動配信を受けているカリフォルニア州の新聞社が、誤報をそのまま掲載し、インターネットを中心にパニックが巻き起こった。

真相は、1925年6月にカリフォルニア州サンタバーバラで起きたM6.8の地震に関する情報の更新作業にあたっていた研究機関のチームによって送られたデータが、システム上のトラブルで「2025年の未来の地震予測」として配信されてしまったというもの。

USGSは現在、システムエラーが起きたのか原因究明を急ぐとともに、再発防止に向けて謝罪のメッセージを公表した。

カリフォルニア州は、太平洋プレートと北米大陸プレートがぶつかる南北に伸びるサンアンドレアス断層に沿って、過去何度もM6〜7を超える巨大地震が相次いでいる。

最近では2004年9月にパークフィールドでM6があったばかり。
【日時】2017年06月22日 18:05
【提供】ハザードラボ

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