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おれおれ詐欺の手口で東京・中野区の無職の女性（５６）から現金１００万円をだまし取ろうとしたとして、警視庁野方署は３１日までに、詐欺未遂容疑でフィリピン国籍の無職少年（１８）を逮捕した。
少年は「当日知り合ったサラリーマン風の男２人に頼まれた荷物を取りに行った。詐欺とは思わなかった」と容疑を否認している。
少年は日本育ちで日本語が堪能という。
逮捕容疑は３０日午後２時半ごろ、息子を装って女性に「病院で盗まれた荷物の中に会社の契約書が入っていた。今日中に３５０万円が契約金として必要で、１００万円準備して欲しい」と電話し、金をだまし取ろうとした。
女性に息子はおらず、不審に思った女性が警察に通報して発覚、現場に現れた少年を逮捕した。
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