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厳しい寒さが続くせいか、最初から露出して通行人が驚くのを待っているタイプより、事前にお伺いを立てて効率を重んじるタイプの不審人物が増えている。
警視庁野方警察署によると、18日午後4時半ごろ、東京・中野区松が丘1丁目の路上を歩いていた若い女性が、面識のない若い男から突然声をかけられ、「見てくれませんか?」と懇願されたと110番通報があった。
男は20代くらいと若く、身長は170センチ前後で、中肉体型、髪の毛は短く、紺色のジャージの上下を着ていて、スニーカーを履いており、ジョギング中のように見えたという。
女性が問いかけを無視すると、男は諦めてそのまま立ち去った。
現場は西武新宿線「新井薬師前駅」北側の住宅街で、ここから数百メートル離れた駅南側の中野区上高田では、17日夜にも帰宅途中の女子学生が、駐車場に佇んでいた若い男から「1000円あげるから体触らせろ!」と頼まれる被害に遭っている。
当サイトでは既報だが、「お腹が痛いから上の階まで連れてって」とアパートに住む小学生に頼む男(足立区)や、「ハグさせて」と頼む人物(羽村市)など、都内各地で不審人物の目撃が続く。
親切心につけ込んで、突然牙をむく不逞な輩もいるので、くれぐれも注意してほしい。
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