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グレート・スキン火山43年ぶりに活発化 アリューシャン列島
環太平洋火山帯の一部、米アリューシャン列島のグレート・スキン島の火山で22日、山頂火口から上昇する噴煙が観測された。

米地質調査所(USGS)は、43年ぶりに噴火する可能性があるとして、航空コードを危険度が3番目に高い黄色にした。

グレート・スキン島は、日付変更線の向こうの北太平洋に浮かぶアリューシャン列島アンドリアノフ諸島に位置する火山島だ。

島の名前を冠したグレート・スキン火山は標高1740メートル。

最後に噴火した1974年2月には、海抜7600メートルまで噴煙が上昇し、この間、60万平方メートルの溶岩流が発生したという。

アラスカ火山観測所(AVO)は今月19日、地元住民から「噴煙が300メートルくらい立ち上っている」との通報を受けて調べたが、地震計のデータでは大きな変化は確認できなかったという。

しかし、今年6月以降、体に感じない程度の火山性地震の発生回数が増加傾向にあり、9月29日には最大マグニチュード2.8の地震が観測された。

AVOはマグマの上昇によって、火山ガスが発生し、地下の圧力が高まっている可能性があるとして、航空コードを黄色に引き上げ、爆発的噴火のおそれがあると注意を呼びかけた。
【日時】2017年11月24日 10:30
【提供】ハザードラボ

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