爆サイ.com への削除依頼について、以下の基本方針となります。
同定可能性の有無が判断基準となります。
その他、詳細につきましては削除依頼フォームよりお問い合わせください。
同定可能性は、特定の書き込みや投稿が、特定の個人を指していると第三者が認識できる状態です。この「第三者が認識できるかどうか」これがとっても重要となります。
投稿された内容が削除に値するかなど、同定可能性の有無はとっても大切な視点です。
特に、名誉毀損やプライバシー侵害の問題において重要な要素となります。
例えば、SNSで「A社の営業部長が横領している」と書かれた場合、A社に営業部長が1人しかいなければ、その人物が特定できるため、同定可能性が認められる可能性があります。
名誉毀損罪は、日本の刑法第230条に規定される犯罪です。 公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損する行為を指します。この罪は、摘示された内容の真偽関係なく成立する可能性があります。
ただし、公共の利害に関する事実で、専ら公益を図る目的であった場合には、そのことが真実であることが証明されれば処罰はされません(刑法第230条の2)。
名誉毀損罪は、侮辱罪との違いについてよく議論されます。
侮辱罪は、具体的な事実を摘示せずに人を侮辱する行為を指します。その点では名誉毀損罪とは異なります。
侮辱罪は、日本の刑法第231条に規定される犯罪です。
公然と人を侮辱する行為を指します。具体的な事実を摘示せずに人の社会的評価を低下させる場合に成立します。
2022年7月7日の法改正により、侮辱罪の刑罰が引き上げられました。
名誉毀損罪は「公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損する」行為を指します。
一方、侮辱罪は事実の摘示がなくても成立します。
削除要請は、弁護士以外の者が行うと弁護士法第72条で禁止している(非弁護士の法律事務の取扱い等の禁止)または、第27条(非弁護士との提携の禁止)に該当する可能性があります。
資格のない民間業者に「サイトを削除します」「提携弁護士が削除しますので」「コンサルティングなので大丈夫です」などと言われた場合は十分にご注意ください。
爆サイでの削除依頼につきましては、当事者ご本人もしくはご本人から正式に依頼を受けた弁護士の方よりご申請いただきますよう、お願い致します。