>>266
雷電は高空に達する速度が一番速かったお陰で
火星エンジンの大馬力で一気に駆け上がり一撃して離脱する戦法でした
本当は高空で待機し急降下で狙うのが対爆撃機では一番有効なんですが
日本の航空機は1万mの航空では浮いてるのがやっとで待機は無理でした
雷電の他は飛燕が液冷エンジンのお陰で一番高空性能が有りましたが
当時の日本では手に余るエンジンの複雑さと熟練工の不足で整備に手間がかかり
生産数の少なさもありさして戦果を挙げられませんでした
結局のところB29が爆撃の為に高度を下げたところを狙うのが良いのですが
当時の日本軍の地上レーダーは性能が低く故障しがちで役に立たず
早期警戒機を出しても性能の低い無線機のせいで連絡すらおぼつかず
目視で確認してから迎撃に上がる始末でした
目視で確認してから上がるから帰り道を狙うのが関の山でした