😎 不良・族全国

「私が母親で申し訳なかった」２児放置死公判

　大阪市西区のマンションで２０１０年６月、長女の桜子ちゃん（当時３歳）、長男の楓(かえで)ちゃん（同１歳）を放置し、餓死させたとして殺人罪に問われた母親の下村早苗被告（２４）の裁判員裁判第４回公判が８日、大阪地裁であった。

　２回目の被告人質問が行われ、下村被告は「２人がいなければ良かったと考えたことは一度もないが、（放置したことで）つらく寂しい思いをさせてしまい、私が母親で申し訳なかった」と述べた。

　検察側が２児の死亡を予測していたかどうかを質問。下村被告は「覚えていない」「わからない」を繰り返した。裁判官が当時の認識を問うと、「（２児のそばにいなければという）自分の頭にある考えを塗りつぶす感覚だった」と振り返った。
（2012年3月9日10時04分 読売新聞）

６歳長女虐待、感電でやけど　容疑の男再逮捕　電気コード押しつけ
2012.3.9 11:51

　福岡県警は９日、結婚した女性の長女（１６）に電気コードを押しつけて感電させる虐待をしたとして傷害の疑いで、福岡市の無職の男（３６）を再逮捕した。

　再逮捕容疑は、１月３日午後１０時ごろ、福岡市内の自宅ベランダで、長女の右手甲に先端をむき出しにした電気コードを押しつけて電気を流し、全治２週間のやけどを負わせた疑い。

　県警によると、男は電気コードで長女の腕を縛り、逃げられないようにしていた。男が、長女のきょうだいも虐待した可能性があるとみて、調べている。

　男は８日、長女の足を刃物で切りつけたほか、殺虫剤の針を足の甲に刺して噴射したとして傷害罪で起訴された。

　　　

また福岡か

２歳男児を暴行死の疑い　母親の交際相手の１９歳少年逮捕
2012.3.9 14:08

　福岡県警小倉北署は９日、交際相手である女性の長男（２）に暴行し死亡させたとして、傷害致死の疑いで、北九州市門司区の会社員の少年（１９）を逮捕した。

　逮捕容疑は、７日午前０時ごろ、北九州市小倉北区の飲食店従業員、池田絵里香さん（２５）のマンションの部屋で、長男の聖羅ちゃんに暴行し、同日午前８時ごろに十二指腸破裂による急性循環不全で死亡させた疑い。少年は「おなかは殴っていない」と否認している。

　池田さんは聖羅ちゃんと長女（６）の３人暮らし。少年は昨年１月ごろから池田さんと交際していた。

　小倉北署によると、池田さんは６日夜から仕事で外出。少年は、６日午後１１時半ごろ、池田さんの親族宅から長女と聖羅ちゃんを池田さんの自宅に連れ帰った。

またまた福岡か

「助けてあげたかった」　こぶをつくり保育所に　母親の交際相手暴行で死亡の２歳男児
2012.3.9 14:11

　北九州市小倉北区で、２歳男児に暴行し死亡させたとして母親の交際相手の少年が９日、逮捕された事件では、亡くなった池田聖羅ちゃんがこぶなどをつくって保育所に通っていたことが確認されていた。

　北九州市子ども総合センターによると、昨年９月に「子供の泣き声が聞こえる」と匿名の電話があった。昨年１０月には、聖羅ちゃんの左ほおに歯形、額にこぶがあるのを保育所が見つけ、センターに通報していた。センターによると、母親は「聖羅ちゃんの姉がやった。子供がよく泣くことはあるが、手を上げたことはない」と説明したという。

　聖羅ちゃんの自宅近くに住む女性（３６）は「無力な子供に暴行していたなら許せない。助けてあげられるなら、助けてあげたかった」と目を潤ませた。

遺体発見通報せずに知人とデート…幼児置き去り死
スポーツ報知　2012年03月08日08時05分

　２０１０年６月に大阪市のマンションで幼児２人が置き去りにされ死亡した事件の裁判員裁判は７日、大阪地裁（西田真基裁判長）で被告人質問があり、殺人罪に問われた母親・下村早苗被告（２４）が、遺体を発見した後に連絡を取った知人男性と会い、性交渉していたことが分かった。

　被告人質問で下村被告は、弁護側から長女・桜子ちゃん（死亡時３歳）と長男・楓くん（同１歳）に対する未必の殺意の有無を問われ、「それは違います」とはっきりとした口調で殺意を否定した。だが、遺体発見当時、すぐに警察には通報せず、知人男性に連絡したうえで、一緒にドライブに出かけた先で写真を撮り、性交渉まで行ったことの事実確認を弁護側から求められると「そうです」と認めた。

　一方、検察側は１０年１月ごろに名古屋から大阪に転居した理由について、下村被告の不在時に桜子ちゃんが水道の蛇口をひねり、部屋の床を水浸しにした出来事に言及。階下にも水漏れするほどの状態だったが、下村被告は「（マンションの）管理会社から一度連絡があったけどそれきりです」。謝罪や修繕はおろか、家賃も払わないまま“夜逃げ”するという非常識な行動も明らかになった。

　午前中に行われた証人尋問では、幼児２人が受けた苦痛について精神科医が「おそらく汗をなめ、尿を飲み、便を食べていたと推察できる。飢餓の苦しみは大量虐殺と同じ程度」と証言。下村被告はうつむいて聞いていた。
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“高校ラグビー界の名将”下村被告実父が証言…大阪２幼児置き去り死事件
スポーツ報知2012年03月09日08時05分

　２０１０年６月に大阪市のマンションで幼児２人が置き去りにされ死亡した事件の裁判員裁判は８日、大阪地裁（西田真基裁判長）で開かれ、殺人罪に問われた母親・下村早苗被告（２４）の実父（５１）が証人として出廷し、下村被告の悲惨な生い立ちを語った。

　高校ラグビー界の名監督としても知られ、今年度の全国大会でも勝利に導いた実父は証人尋問で、下村被告が５歳ぐらいだった時の衝撃的な出来事を告白した。当時からチームを率いており、合宿から帰宅すると「知らない男が布団の中にいた」。下村被告は自身の浮気が原因で夫と離婚したが、実母も同様だったという。

　その後、下村被告の実母は長女の下村被告ら３姉妹を連れて家出し、別居。午前２時ごろに下村被告から実母がいつもいないと電話があったことも。別居当時、下村被告が暮らしていた住居は、室内飼育の犬の汚物の臭いがきつく、子供らの服は汚く髪の毛もベトベト。実父は「（当時の下村被告は亡くなった孫の）桜子や楓と同じ無表情でした」と振り返った。

　実父は離婚して３人を引き取ることにしたが、つらい状況は続いた。下村被告が小学３年当時に再婚した相手には連れ子がいたが「運動靴を買ってもナイキと（３姉妹は）ワゴンセールで売ってるような靴。Ｔシャツもディズニーキャラクターのものと安いシャツ」。差別的に扱われ、実父はのちに離婚した。証言の間、下村被告は何度も涙を拭っていた。

２児餓死の母「なぜ放置？自分でもわからない」

　大阪市西区のマンションで２０１０年６月、長女の桜子ちゃん（当時３歳）、長男の楓(かえで)ちゃん（同１歳）を放置し、餓死させたとして殺人罪に問われた母親の下村早苗被告（２４）の裁判員裁判第５回公判が９日、大阪地裁であった。

　３回目の被告人質問が行われ、下村被告は放置し続けた理由を「（自宅に）戻れる距離にいたので自分でも疑問に思うが、わからない」と述べた。

　裁判官が「今なら２児を放置した時の自分にどうアドバイスするか」と尋ねると、下村被告は「女一人では限界がある。（放置する前に誰かに支援を頼めば）こういったことにはならなかったと思う」と答えた。

　事件については、「全て私の責任。一生背負い、反省していくことが償いと考えている」と語った。
（2012年3月9日22時42分 読売新聞）

１歳児暴行死で母親に実刑、埼玉　「あるまじき行動」

　埼玉県深谷市で昨年７月、当時１歳１０カ月の次男を暴行して死なせたとして、傷害致死罪に問われた母親の無職小暮加奈被告（２８）の裁判員裁判で、さいたま地裁は９日、懲役２年６月（求刑懲役７年）の判決を言い渡した。

　杉山慎治裁判長は「抵抗するすべのない次男に執拗で危険な暴行を加えた」と指摘。「母親にあるまじき行動で刑事責任は重い」とし、弁護側が求めた執行猶予を退けた。

　一方で「育児の悩みを夫らに相談できず、精神的に追い詰められていた」などと同情すべき点が少なくないとし、その上で「それを認識しながら放置していた」と述べ、親族にも道義的な責任があると言及した。
2012/03/09 20:33 【共同通信】

強姦未遂・児童福祉法違反：未成年の娘に売春させる　女に懲役３年判決−−地裁支部　／長野

　未成年の長女と次女を知人に紹介し、売春をさせるなどしたとして、強姦未遂と児童福祉法違反罪に問われた南信地方の無職女（４５）の判決公判で、長野地裁飯田支部（樋口隆明裁判長）は１３日「被害児童らの受けた精神的肉体的苦痛は大きい」と懲役３年（求刑８年）を言い渡した。

　同支部は同日、強姦未遂と児童買春・児童ポルノ禁止法違反罪に問われた女の知人で伊那市山寺、無職、小塩（こしお）昌一被告（７２）に懲役６年（求刑１０年）の判決を言い渡した。

　判決によると、女は１１年１月上旬、１０代前半の長女を小塩被告に紹介し、小塩被告は２万円を渡し、南信地方のホテルでわいせつな行為をした。また、両被告は同年５月中旬、共謀して南信地方のホテルで１３歳未満の小学生の次女に２度にわたり性的暴行をしようとした。【福富智】

毎日新聞　2012年3月14日　地方版

　　

　　　

　　

浴室に閉じ込め長女死亡、母親側の控訴を棄却

　岡山市で昨年２月、知的障害などのある長女（当時１６歳）を浴室に閉じ込め死亡させたとして、逮捕監禁致死罪に問われた同市北区、無職清原陽子被告（３８）の控訴審判決が２１日、広島高裁岡山支部であった。

　山崎和信裁判長は「しつけの範囲を超えた悪質な犯行だ」と述べ、懲役３年６月（求刑・懲役５年）とした１審・岡山地裁判決を支持、被告側の控訴を棄却した。弁護側は上告しない方針。

　判決によると、清原被告は長女が近所の民家で盗み食いをしたと思いこみ、反省させようと昨年２月２８日夜、手足をひもで縛り、浴室に裸で約５時間立たせて低体温症で死亡させた。
（2012年3月21日11時52分 読売新聞）

はらちあきキチガイメガネ豚

　判決後に記者会見した男性裁判員は「親しかすがるものがない子供が犠牲になったことを考えると、個人的には殺人より罪が重いと思う」と話した。

　判決によると、両被告は共謀し、２２年１月、寝屋川市の自宅で、憲被告が瑠奈ちゃんの頭を平手で強打して床に打ち付けるなどの暴行を加え、同年３月に急性硬膜下血腫で死亡させた。

　大阪地検は「裁判員裁判による結果で、重く受け止めたい」としている。

１０階から長男投げ落とした父親　殺人未遂罪で起訴
2012.3.21 17:20 ［殺人・殺人未遂］

　東京都江東区の大手ゼネコン社宅で昨年１２月、１０階から当時１歳の男児が投げ落とされた事件で、東京地検は２１日、殺人未遂罪で、この部屋に住む男児の父親でゼネコン社員、橋本真吾容疑者（３８）を起訴した。

　地検は、橋本被告の精神鑑定のため鑑定留置を行ったが、責任能力があると判断した。

　起訴状によると、昨年１２月１５日午前９時ごろ、江東区木場の社宅１０階の自室で、当時１歳の長男の首を絞めた上、リビング南側の窓から投げ落とし、殺害しようとしたとされる。

　長男は約２６・７メートル下に転落したが、落下した場所にあった植え込みがクッションになり、無事だった。

母から床に投げ落とされ…１０歳女児ケガ

　愛知県警東署は２４日、小学４年の長女（１０）を床に投げ落とすなどしてけがをさせたとして、名古屋市東区矢田、パート佐藤幸枝容疑者（３５）を傷害容疑で逮捕した。

　発表によると、佐藤容疑者は２３日午後７時から午後９時半頃の間、自宅アパートの一室で、長女の手足などを粘着テープで縛ったうえ、抱え上げて床に投げ落とすなどの暴行を加えた疑い。長女は右手や胸に軽傷を負った。

　佐藤容疑者は長女と２人暮らし。同９時半頃、佐藤容疑者が「娘の態度に腹が立って暴力をふるい、ケガをさせた」と同署に通報してきた。佐藤容疑者は「間違いありません」と供述しているという。

　同署によると、長女は昨年５月、管内の交番を訪れ、「母親に暴力を振るわれた」と話したことがあった。同署は長女を保護するとともに、市中央児童相談所に通告し、長女を引き渡したという。
（2012年3月24日15時18分 読売新聞）

１０歳娘を床に投げ落とし逮捕　傷害容疑で母親逮捕　手足縛り抱え上げ…
2012.3.24 14:29 ［虐待・監禁］

　愛知県警東署は２４日、小学４年の長女（１０）を床に投げ落として軽傷を負わせたとして、傷害の疑いで、名古屋市東区矢田、パート、佐藤幸枝容疑者（３５）を逮捕した。同署によると、佐藤容疑者と長女は２人暮らしで、長女は昨年５月にも佐藤容疑者からの暴力を訴えて児童相談所に保護されており、同署が経緯を調べる。

　佐藤容疑者は「言うことを聞かず、腹が立ってやった」と容疑を認めているという。逮捕容疑は、２３日午後７時から９時半ごろにかけ、自宅アパートの部屋で、長女の手足を粘着テープで巻き付けた上、体を抱え上げて床に投げ落とし、胸や手に１週間のけがをさせた疑い。

３兄妹死亡、母親を殺人容疑で逮捕…鹿児島

　鹿児島市の集合住宅の一室で４〜１０歳の兄妹３人が死亡していた事件で、鹿児島県警は２５日午前４時４０分、３人の母親の無職福冨さとみ容疑者（３７）（鹿児島市中山(ちゅうざん)１）を殺人容疑で逮捕した。

　発表によると、福冨容疑者は２４日午後３時頃、自宅で小学４年の長男・翔也(しょうや)君（１０）、小学２年の次男・倖生(こうき)君（８）、長女・りおなちゃん（４）の首を絞めて殺害した疑い。

　仕事から帰宅した夫の拓也さん（３９）が倒れている子供たちを見つけた。福冨容疑者も手首から血を流して倒れていたが、軽傷だった。

　３人の首にはひも状のもので絞めた痕跡があり、福冨容疑者は県警の調べに対し、「自分も死ぬつもりだった」との趣旨の供述をしているという。
（2012年3月25日06時45分 読売新聞）

【衝撃事件の核心】
赤子捨てる「鬼畜」が増える日本の「理由」
2012.3.25 07:00 （1/5ページ）［衝撃事件の核心 west］
２件の赤ちゃん置き去り事件について捜査した大阪府警南署＝大阪市中央区

　生まれて間もない赤ちゃんが放置される事件が大阪市内で相次いでいる。「金に困って子供が邪魔になったから捨てた」−。警察の捜査によって、親たちのそんな身勝手な理由が浮かび上がった。だが、ある捜査関係者は「女性が赤ちゃんを産んでそのまま放置するということを予防するのは難しい」と頭を悩ませる。家庭の養育環境の悪化など、さまざまな理由で育児放棄される赤ちゃんは全国的にもあとを絶っておらず、警察・行政関係者は対応に苦慮している。

　

■地下街の女性用トイレで

　「赤ちゃんが置き去りにされている」−。

　１月１１日午後４時５０分ごろ、大阪府警南署に通報があった。

　赤ちゃんが放置されていたのは、大阪市中央区難波の地下街にある女性用トイレ。

　署員が駆けつけたところ、青いトートバッグに入れられ、へその緒がついたままの男の赤ちゃんを発見。赤ちゃんは病院に搬送されたが、命に別条はなかった。

　現場は、飲食店や洋服店などが並ぶ人通りの多い場所ということもあり、現場は警戒線が張られ、多くの通行人が足を止めるなど大混乱となった。

　南署は１月２３日、殺人未遂容疑で、いずれも自称住所不定の無職、中来田啓一（４９）と南和美（３７）の両容疑者を逮捕した。

　南署によると、２人は内縁関係にあり、ネットカフェやラブホテルなどを転々として生活、１月１１日に大阪市内のホテルで出産したといい、「金に困って子供が邪魔になった。トイレに放置すれば死ぬかもしれないと思った」などと供述したという。

　

■コンビニでも

　「トイレに赤ちゃんがいるみたいです」−。

　地下街の置き去り事件からわずか５日後。今度は、大阪市中央区のコンビニのトイレで、店員が、便器の中にへその緒がついたままの男の赤ちゃんが置き去りにされているのを発見、近くの交番に届け出た。赤ちゃんは搬送先の病院で死亡が確認された。

　南署によると、通報の数分前、女性が店員に声をかけずにトイレに入り、何も買わずに出て行き、直後に女性店員が用を足そうとトイレに入ったところ、便器内にへその緒の付いたままの裸の赤ちゃんが放置されているのを発見したという。

　南署は１月２０日、死体遺棄容疑で、無職の女性を逮捕した。

　逮捕容疑は、１６日午前１１時２０分ごろ、大阪市中央区のトイレで男児を出産し、置き去りにしたとされる。防犯カメラの映像などからこの女性が浮上した。その後の調べで、赤ちゃんは死産だったことが分かったという。女性は処分保留で釈放された。

　

■赤ちゃんの受け入れ施設

　家庭の事情で親から育児放棄された赤ちゃんは、児童福祉法などに定められた児童福祉施設に受け入れられることになる。

　このうち、１歳未満の赤ちゃんを受け入れる乳児院は、全国に１２９カ所あり、小学校に入学するまでの子供たち約３千人が暮らしている。

　厚労省によると、乳児院への受け入れ人数は戦後の昭和２０年の約３６００人をピークに年々減少を続けているという。

　同省の担当者は「純粋な経済的理由から育児ができなかった戦後などと違い、最近は虐待やネグレクトといった理由が増えてきているのが特徴です」と指摘する。

　さらに、「育児の問題などを相談できる家族、社会的なつながりが弱まっているという背景があるのではないだろうか」と分析している。

　

■赤ちゃんポスト

　育児放棄された子供を受け入れるため、慈恵病院（熊本市）は平成１９年５月から「赤ちゃんポスト」の取り組みを始めている。病院の外壁に扉が取り付けられており、中の保育器に赤ちゃんが置かれるとブザーが鳴り、看護師らが駆けつけ保護する仕組みだ。

　熊本市によると、開設から２２年度までに預けられた赤ちゃんは、男児３５人、女児４０人の計７５人。

　赤ちゃんを預けた理由について、「生活困窮」や「未婚」などさまざまだというが、市の担当者は「本来なら、自分たちでしっかりと子育てをしてもらえれば一番。苦肉の策でもあり、今後も（赤ちゃんポストが）正しく運用されているか検証を続けたい」と話している。

泣きやまない３か月の長女の首を絞めた２０歳母

　生後３か月の長女の首を絞めて殺そうとしたとして岡山県警岡山西署は２６日、岡山市北区牟佐、無職滝村友美容疑者（２０）を殺人未遂の疑いで逮捕した。

　長女は低酸素脳症になり同市内の病院で治療を受けている。

　発表によると、滝村容疑者は同日午後２時５０分頃、自宅寝室で、抱いてあやしていた長女が泣きやまないため、顔を平手で数回たたいたうえ、両手で首を絞め殺害しようとした疑い。

　滝村容疑者は直後に「子どもが呼吸していない」と１１９番。搬送した救急隊員が「母親が首を絞めたと言っている」と１１０番し、同署が滝村容疑者から事情を聞いていた。
（2012年3月26日23時50分 読売新聞）

　　　

　　　

【大阪２児虐待死】
下村早苗被告、懲役３０年の大阪地裁判決を不服として控訴
2012.3.27 19:21

　大阪市内のマンションで平成２２年７月、幼い姉弟２人の遺体が見つかった虐待死事件で、殺人罪に問われた母親の無職、下村早苗被告（２４）は２７日、懲役３０年（求刑無期懲役）とした裁判員裁判による１審大阪地裁判決を不服として、大阪高裁に控訴した。

　弁護側は被告に殺意はなく、保護責任者遺棄致死罪にとどまると主張したが、１６日の地裁判決は未必の殺意を認定したうえで、有期刑の上限である懲役３０年が相当と判断していた。

　　　

　　

【大阪２児虐待死】
下村早苗被告、懲役３０年の大阪地裁判決を不服として控訴
2012.3.27 19:21

　大阪市内のマンションで平成２２年７月、幼い姉弟２人の遺体が見つかった虐待死事件で、殺人罪に問われた母親の無職、下村早苗被告（２４）は２７日、懲役３０年（求刑無期懲役）とした裁判員裁判による１審大阪地裁判決を不服として、大阪高裁に控訴した。

　弁護側は被告に殺意はなく、保護責任者遺棄致死罪にとどまると主張したが、１６日の地裁判決は未必の殺意を認定したうえで、有期刑の上限である懲役３０年が相当と判断していた。

妊娠中に覚醒剤、出産男児仮死で発覚…実刑判決

　妊娠中に覚醒剤を使用したなどとして覚醒剤取締法違反などに問われた京都市南区の無職清水加奈被告（２６）の判決が２８日、京都地裁であった。

　小倉哲浩裁判長は「妊娠しているにもかかわらず、短絡的に犯行に及んでおり、覚醒剤に対する常習性は顕著」として懲役２年８月、罰金３０万円（求刑・懲役３年６月、罰金３０万円）の実刑判決を言い渡した。

　判決によると、清水被告は昨年９〜１０月、覚醒剤を使用したほか、覚醒剤や大麻草を所持した。清水被告は同年９月、男児を出産したが、仮死状態だったため病院側が検査したところ、男児の尿から覚醒剤の陽性反応が出たことから事件が発覚した。
（2012年3月28日22時46分 読売新聞）

赤ちゃんポストに８１人、安易な理由も続々


　親が養育できない子供を匿名で託せる慈恵病院（熊本市）の「こうのとりのゆりかご」（赤ちゃんポスト）について、熊本市の専門部会は２９日、運用状況の検証報告書を公表した。

　２００７年５月の運用開始から１１年９月までの約４年半に預けられた子供は８１人（男児４０人、女児４１人）で、うち８人は障害児だった。報告書は、子供の遺棄防止などの効果を認める一方、「留学」など安易な理由で預けるケースもあるとして対策を求めた。

　報告書によると、預けられた８１人のうち、病院の調査や連絡で６７人の親が判明、１３人は家庭に戻った。

　６７人の親の居住地は熊本県内６人、同県を除く九州２０人、関東１８人、近畿８人、中部８人、中国５人など。母親の年代は２０歳代が３４人で最も多く、３０歳代（１８人）、１０歳代（１０人）の順だった。

　この２年間に預けた３０人の親に理由（複数回答）を聞いたところ、「生活困窮」「未婚」が各９件、「世間体・戸籍に入れたくない」「パートナーの問題」が各６件、「不倫」が４件だった。

　報告書は、ゆりかごで救われた子供が多いことを認める一方、「仕事をする上で預ける施設が見つからない」「留学のため子供を育てられない」といった安易な理由で預けたケースに触れ、親が事前に相談できるような対策を求めた。
（2012年3月29日15時53分 読売新聞）

慈恵病院が反論「安易な受け入れない」　赤ちゃんポスト
2012.3.29 18:25

　親が育てられない子供を匿名で受け入れる、熊本市の慈恵病院の「こうのとりのゆりかご（赤ちゃんポスト）」で複数の不適切な事例があるとした検証報告書について、病院側は２９日に記者会見し「検証報告が指摘するような安易な受け入れはない」などと反論した。

　報告書が指摘した、親が海外留学のために子供を預けた事例では、田尻由貴子看護部長が「彼女は葛藤の中で預けたが、今は自分で養育している。報告書は事実を追跡して評価してもらいたい」と注文を付けた。

　出産直後に飛行機に乗るなど、預け入れ前の子供の安全性が確保されていないとの指摘には、蓮田太二理事長が「慈恵病院だけで受け止めるのは限界がある。全国に何カ所か同じような施設ができてほしい」と述べた。

劇薬入り目薬、交際女性の次男にも…追起訴

　目薬に劇薬を混ぜるなどし、交際相手の次男（５）に視覚障害を負わせたとして、福島地検郡山支部は３０日、白河市旗宿、運転手伊藤保被告（４８）（傷害罪で起訴）を傷害罪で福島地裁郡山支部に追起訴した。

　起訴状などによると、伊藤被告は昨年５〜１０月頃、交際していた棚倉町の女性の自宅で、硫酸が入ったバッテリー液を次男のまぶたなどに塗るなどしたほか、女性が次男に目薬を差していたことに目を付けてバッテリー液を目薬に混入、次男に右角膜混濁など重度の視覚障害を負わせたとされる。

　伊藤被告は、長男（５）に対しても目薬に劇薬を混ぜるなどし、視覚障害を負わせたとして２月に起訴されている。
（2012年3月31日13時42分 読売新聞）
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兄妹３人殺害「睡眠導入剤で眠らせ、首絞めた」

　鹿児島市で４〜１０歳のきょうだい３人が殺害された事件で、鹿児島県警に殺人容疑で逮捕された母親の福冨さとみ容疑者（３７）が、「将来のことで悩み、数か月前から死にたいと考えていた。昼食のカレーに睡眠導入剤を入れて眠らせ、子供たちの首を絞めた」などと供述していることが３日、県警への取材でわかった。

　県警は福冨容疑者が家庭内での悩みなどから無理心中を図ったとみて調べている。

　県警によると、福冨容疑者は、３月２４日午後３時頃、自宅でなわとびを使って長男・翔也(しょうや)君（１０）、次男・倖生(こうき)君（８）、長女・りおなちゃん（４）を絞殺した後、自らの手首をカミソリで切ったと説明。

　「睡眠導入剤は以前から持っていた。一人で死ぬのはさみしいので道連れにした。子供たちに悪いことをした」などと供述しているという。
（2012年4月3日19時09分 読売新聞）

１歳男児虐待か、意識不明…頭に強く打った傷

　大阪府枚方市に住む男児（１）が病院に運ばれ、意識不明の重体になっていることが２０日、わかった。

　頭に強く打ったような傷があり、府警捜査１課は虐待の疑いがあるとみて殺人未遂容疑で捜査を始めた。府警は同居のとび職、有馬潤(まさる)容疑者（２２）を、男児の母親（３９）に対する傷害容疑で逮捕。男児の負傷の経緯についても、何らかの事情を知っているとみて調べる。

　発表では、１７日午後９時３０分頃、同市内のアパート一室から「子どもが階段から落ちて口から血を流している」と１１９番があり、男児が救急搬送された。

　男児は、頭を強打したことによる急性硬膜下血腫と診断され、腹部には手で押しつけたようなあざもあった。一方、頭以外には傷がなく、「転落」との説明と食い違うことから、医師が「虐待の疑いがある」と市に連絡、市が１８日、枚方署に届けた。
（2012年4月21日00時28分 読売新聞）