LGBT先進国とも呼ばれるアメリカでは、LGBTはどのように扱われているのでしょうか。
2017年11月にカルフォルニア州教育委員会が、中学校までの教科書にLGBTの歴史の内容を含めることを認めました。これは、50ある州の中で初めての試みで、さらに、LGBTの歴史を含んでいない2つの教科書を使うことを禁止しました。オバマ政権時代、ダイバーシティを重視した政策がとられていましたが、当時教科書にLGBTについての言及がなかったことから、その効果が不十分なものだったことがうかがえます。
2016年段階のものではありますが、ヒューマン・ライツ・ウォッチの報告書には、LGBTの生徒たちが受けている差別やいじめの実態が綴られています。こうした実情をうけて、ジョージア州にはLGBTのための学校、プライドスクールアトランタが設立されました。この学校は、LGBTを含めたセクシュアルマイノリティの生徒、家族、教育者に、安全で、楽しく学べる環境を提供することを目的としています。しかし裏を返せば、このように守る環境が必要なほど、LGBTを取り巻く環境は整っていないということになります。
教育内容に盛り込んだ後は正しい知識を身につけて教育現場を改革していくことが求められるということを、義務教育でLGBTに関する内容が扱われない今の日本も踏まえておく必要がありますね。
[匿名さん]
先週の昼書き込みしたのでしたら結構集まったので昨日は書き込まず行ったら貸切でまったりできた
[匿名さん]