昨年末に解散した元SMAPメンバーのうち、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人がジャニーズ事務所から独立することが明らかになった。
一方で、残留が既定路線だった木村拓哉に加えて、中居正広もジャニーズにとどまることに。
テレビ5本、ラジオ1本のレギュラーを抱える中居だが、木村の動向に不快感を示しているという。
というのも、6月11日に放送された日本テレビ系の看板バラエティ『世界の果てまでイッテQ!』に木村がサプライズ出演し、20.6%の好視聴率をマーク。
今回は、出川哲朗が世界の大物スターやセレブと一緒に写真撮影するミッションに挑戦する「パパラッチ出川」の企画で、カンヌを訪問。
カンヌ国際映画祭のレッドカーペットを歩く木村と現地で対面を果たした様子が放送された。
かつては“視聴率男”の名をほしいままにした木村だが、SMAPの解散騒動で“裏切り者”扱いされてイメージが大幅にダウン。
主演を務めた1月期のドラマ『A LIFE〜愛しき人〜』(TBS系)も期待されたほどの成果を出せず、4月公開の主演映画『無限の住人』は大爆死している。
内定していたフジテレビ10月期の月9ドラマの主演話も立ち消えとなったとも……。
「キムタクも自分の状況に危機感を募らせていて、人気回復のためにバラエティ進出を狙っていました。実際、事務所から出たい番組を尋ねられたキムタクは、迷わず『イッテQ!』と答えていたそうです。キムタクは今回の出演を機に視聴率三冠の日本テレビに食い込んでいきたい考えで、日テレ側も『24時間テレビ』への出演を打診しているといいます」(業界関係者)
しかし、この動きにイライラを募らせているのが中居だという。
いったい、どういうことか? 業界関係者が続ける。
「キムタクといえば、これまでフジテレビが主戦場で、次いでTBS、最近になってようやくテレビ朝日のドラマに出演を果たした。しかし、キムタクは知る人ぞ知る“巨人嫌い”で、そのせいかどうかはわかりませんが、ここ15年くらいは日テレのドラマには出演していない。逆に、日テレといえば大の巨人ファンである中居の牙城。中居からすると、そこを荒らされるのは迷惑といった感情を持って当然でしょう」
ジャニーズ残留となった中居にとって、木村の日テレ進出は今後の活動にどう影響するだろうか?
【日時】2017年06月20日(火) 11:00
【提供】日刊サイゾー