韓国で、新型コロナウイルスワクチンを接種した小学生がその後、急性白血病と診断されたとして、両親が献血への参加を呼び掛けている。
5日、聯合ニュースによるとキョンブク(慶北)チルゴクグン(漆谷郡)に住む小学6年生のAちゃんが先月24日、呼吸混乱とめまいで校内で倒れた。
学校側はすぐに両親に連絡、Aちゃんは倒れる2日前(11月22日)自宅近所のクリニックでファイザー製ワクチンの2回目接種を受けたという。
25日、病院を訪ねたAちゃんは血液検査の結果、血小板の数値に異常がみられることがわかった。
今月1日から抗がん治療を受けているが、現在Aちゃんの血小板は不足しているという。
Aちゃんの両親は、治療のために「RH+A型血小板の供給が必要」として助けを求めている。両親は「治療のため、血小板が必要」とし、「新型コロナウイルス感染拡大のため、人々が献血を避けているが、どうか献血に参加してほしい」と訴えた。一方、去る3日に政府が発表した新型コロナウイルス特別防疫対策によると、6日0時より私的な集まりの人数制限基準を強化し、防疫パス(ワクチンパスポート/ワクチン接種証明・陰性証明書)適用を拡大する方針を決定した。防疫パスが適用される業種にはレストラン・カフェも含まれ、来年2月から満12歳~18歳(2006~2009年生まれ)の子どもたちも防疫パス対象となる。この決定に、子どもの親や子ども本人などから懸念の声があがっている。実際に、高校2年生の生徒らは「防疫パス反対」請願を投稿し、同日基準で22万人以上の同意が集まった。
なお、現時点で子どもたちへの接種には、ファイザー製ワクチンのみが使用されている。
【日時】2021年12月06日(月) 11:03
【提供】WoW!Korea