トランプ大統領と金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮労働党委員長が”口頭戦争”を繰り広げる中、米国が戦略爆撃機を北朝鮮沖に展開。
武力示威を行いながら、朝鮮半島での偶発な軍事衝突の危機が迫っている。
韓国メディアも「可能性は高い」と報じた。
来月10日、党創建記念日(朝鮮労働党創建記念日)を前に、北朝鮮のさらなる挑発可能性が高まる状況で「米−北間の緊張も最高潮に達した」と韓国メディアが指摘した。
米国国防省は、戦略爆撃機B-1Bを北朝鮮沖に展開したと発表。
これまで米国政府から提起されていた「軍事的オプション」実行の可能性を見せ始めている。
この状況で、韓国国内では偶発的衝突の可能性を懸念する声が出ている。
チョン・ソンジャン世宗研究所統一戦略研究室長は「金委員長が強硬姿勢を声明で発表したため、北朝鮮はこれ以上(時間を)引き延ばさずに、近日中に挑発を強行する可能性は高いと見ている」とし、「挑発の内容は、リ・ヨンホ外相が言及した太平洋上での水爆実験、もしくは太平洋に向けたICBMの試験発射、さらにはグアム島を標的とする包囲射撃など、どのような形となるのか全ての可能性を排除できない」と懸念した。
【日時】2017年09月25日(月) 09:46
【提供】WoW!Korea