📖 創作･携帯小説

【時読】

あたしは、武田の顔に足を、すりつける。
『正直云うけど、匂いじゃなくて、臭いだよ…君の足、臭い。』
嘘語りしないでよ、毎日気を遣っているのよ、それにみんな臭くないって云うし。
『ちっちっちっちーだ。君の足が臭すぎて、荷負過ぎて、オーバーロードしたんだよ。その結果、みんなこう云うんだ…『あ、むしろ善い匂い』って。』
否、云われたことねーし、そもそも『善い』なんて言われないし。『好い匂い』とは言われるけど。
『あ…知ったようなこと云ってしまったか。否、これは…ブツ…ブツ…ブツ…』
また、何か暗く語りだしたよ、この、暗者(くらいのん)。

そして、あたしの足の臭いを、思い切り嗅ぐ。
『人は自分の「荷負」はわからないものよ。』
と、武田は語りだすが、誰に語っているのやら…ここはニヒルに行こう。
『スーッ…あ…イキそうなくらい、女の足の臭いって臭いね。そもそも匂いなんて嘘、すべて臭い。そして、荷を負うことが、におい。』
ガキやアホというより、バカなのね、こやつ。

『グラハハハハ、俺は白痴だゼハハハハ。』
ダメだ、こいつ。

【狂期ではなく、何時からか何時もの狂者。】

闇という聖詞が、彼(武田)を語る。

【御ハローバイ(闇化)】

あたしは、時代停止から少し開放された。
やれやれ、これがあと何時日まで続くのか。
『武田、作品って云うけど、何の作品を作る気？』
『痛(ペイン)…痛い作品かな。』
『トラウマみたいな？』
『うん。』
シンは、こうやって、ふつうに語るけど、変なふつうだ。
なんというか、「ふつう」というより「空気」というより「闇」みたいな。
そこらの暗影みたいな。なんというか、気付いてても、気付いてない。みたいな。
存在の不十分性を利用したかのような。

—ぱくもぐはぐむしゃ。
武田は、先から、暴食している。七つの大罪の一罪を軽く遣っている。
てゆーか、こんなの、ジャンプヒーローと好い勝負になるくらいの何かが痛い暴食っぷりね。
『武田、そんなに喰べる子だっけ。』
『ああ、俺は何時かの食べられない俺のために、今食ってんだよ。』
そうか、彼は時間パワーを遣えるんだっけ。
今食べたとして、今腹の中にあるというわけじゃないのか。
今のうちに食べとけば、未来や過去の食べられない自分が食べなくてもいい。
というわけか。
『結構、便利ね。時間パワーって。あたしも欲しい。』
だが、彼は拒絶する。
『否、こないだなんて、暴食し終わった数秒後にすべての食材が俺にドンだよ。
俺はさ、「何時かの俺」に贈ってるわけじゃん。
でも、調聖が遣れ無い俺は、何時かが何時かまでは分からないんだ。』
つまりは、打ちまくったあとのケンシロウのタイムラグみたいなものね。
食べまくったあと、終わりというオチをして、ドンというわけか。
ふーん、あたし素人にわかだけど、これは云うわ。
『やれやれね。』
『何時かはヤッターかもだけど、こないだのはやれやれだぜ。』

【堕落闇穴(ダークネス・ホルス)』

天に空いた、闇の穴。それは、闇の目。白陽(たいよう)だろうと逃さない、覇皇の黒穴(ブラックホール)。それが、堕落闇穴。

彼は、闇の主役であり闇語り役。
自愛役のある慈愛者。自己中心的主役。
自分にはナルシスト。他にはニヒリスト。すべてにペシミスト。

存在とは、何かによって、違うもの。
だが、彼には、すべて同じ。何故なら、彼に向けられないものは、
彼にとって無価値であり、それは無いのと同価値。
彼は意味を求めない。意味があるとか思ってない。それでも存在させる。

彼は、すべてを堕落させ、自分への拒絶者だと設定した。
彼には希望は無いし、絶望も無いくらいに、拒絶させる。
絶望も拒絶する、玄くて暗くれ闇っぽい聖義のアンチヒーロー、それがシン。

ハッピータイム。ラブタイム。ピンクタイム。

【今度は俺の光線bang】

『本当は、みんな、武田君のこと気付いているのよ。』
山田は語る。みんなは、シンを拒絶しているんだと。
そして、それは、拒絶という包容なのだと。
包容というイメージの好いことばで誤魔化そうとしている。
『え。そんな。まさか。』
シンは驚く、それは道理。
『えと、僕は人間には認識できない小さい何かぐらいの存在の筈。
なのに、何故に気付かれていた・・・うーん、つまりは、えっと、
そんなこと遣れる筈無い。だってみんな、パワーを宿しているわけじゃない。
じゃあ、俺の・・・嘘飾癖？・・・・・ってこと・・・・・・なのか？。』
シンは、ブツブツと妄想癖を音化する。
そして、ベットに倒れこむ。そして、ブツブツと呟く。武気味に。
『ねぇ、そんなにキツかった？ヘコんでる？大丈夫？』
山田は、シンに声をかける。心配はしていない。だが、自分の為に。
『かわいそうかも・・・(とか云ってみたけど、全く想えない。)』
ことばだけの、かわいそう、である。

『てゆうか、ベッドじゃなくて、ベットに倒れこむタイプなのね。
バッグじゃなくて、バックの方が好みのあたしが云えることだから、
云うようなパワーもあるってことね。』
山田は思った。
(あれ、こんな口調じゃなかった筈、あたし。
こんなキャラでも無い筈。でも、なんで。アレ。
あたしには、普通のキャラが用意してあった筈。)
山田は気付いてなかったが、先気付いた。
自堕落になっていると。そしてこれは、シンのおかげ。
(ヤバイ・・・このままじゃ、あたし、御ハローバイ者になっちゃう。)
シンは、自堕落。それは、シンに関係した者も自堕落にする。そして、それは、もう生死も無いし、始まりも終わりも無いし、そういう【シンのオチ】。

『山田妃佳理。君は、気付いている筈だ。俺がそういう堕落にした。』
シンは、色々な堕落を、させる。
それは、シンの計らいによるもの。
このパワーこそが、【武田流墜落化(シン・ルシファー)】

【自堕落＆墜落、の下の僕。】

『あたし、もう彼氏と逢瀬するタイムだから。』
だが、シンに引かれる。
『ちょっと待ってくれ。女の子が部屋に上がることは包容だと聞いた。誇りだと。
部屋に上がった分だけ、幸福Ｐが不幸Ｐを下げるとか。
だから、女の子は、部屋に上がるのが好きなのだと。』
シンは、訳の分からない理由で、妃佳理の足を掴んでいる。
『はなして。』
『はい、妃佳理さん。』
シンは、あっさりとはなした。
『ホラ、もう帰って好いよ。』
山田妃佳理は、帰った。

【一日目からの二日目（火曜でいいや）】

は、いつか書く。

【預源者ガブリエルの予言】

ガブリエルの子、シン。
おちこぼれである、堕落だけの主役ルシファー・シン。
彼なら、堕落と超越の主役ルシフェル・シンへ再び復活遣れる、とガブリエルは言う。
だが、おちこぼれのシンは、自堕落なまま。
超越パワーを宿さない彼は、自分の堕落を自分の闇に任せていた。
彼は、他等に拒絶され、闇を無制限に増殖させる。
だが、ガブリエルは確信していた、シン化（シン覚醒）を表すのは、シンだけだと。
そして、シンの姿は、ブレまくりに熾きる。

〜傲慢・おちこぼれ・闇のカリスマ、闇系主人公。〜

シンは、何時も聖義を宿してて、今日も聖戯をしている。
『御次は、山田のおっちゃんの脚をウィンウィン。』
シンは、電車内で、堂々と語りながら、ゲイの脚をペロペロしている。
『あらやだ、ストーリーテラーさんったら。』
シンは、武田流ストーリーテラー武田役という、武田流により、
ストーリーテラーとして、語りながら何かをするという、無制限権力が与えられている。
自分から、自分に。それが、シンなのだから、与えられているとはいえ、
これは、誕聖日に自分で自分にプレゼントみたいなもの。
自分で遣る分、自分が悲しくなる。という悲しみの連鎖。負の連鎖を起こす、聖。それがシン。

『ウィンウィンウィン』
『あらやだ、二丁目まで連れてっちゃおうかしら♪』
『否、断っときます。止めときます。嫌ですもの。』
シンは、断固拒絶した。だが、
『ここまでしといて何なの！踏んづけて遣る！』
といい、ゲイにフルボッコにされ、終了フラグビンビン物語風に拉致された。

終わり。

—ふう、散々な目に遭ったゼ。—
シンは、ゲイの白液を嘔吐した。
—くそう、性欲盛りのゲイにはモテる。—
否、べつにいいのだ。だが、そのゲイというのが、キツイのだ。
ゲイ自体がキツイのではなく、痛いことをしてくるのだ。
俺はバイなのだが、男好きの時あれば、女好きの時もある。
女好きの時に、ゲイは俺を犯す。
—痛かった。—
けど、まぁ、いっか、これでも。

【暴食の贖罪】

それらは、俺の憤怒から始まった。
闇は、おちこぼれ。格好好くない。まったく。
過去がある方が、面白いが、それをどうするかが面白さ。
シンのように、負幸を欲張ったような、虚勢男は、傲慢には幸福を与える。

反転パワーにより、シンは負振りまく。
ヴィランに、何となくな乗りで、聖義のパワーで負義の刑を下す。
シンには、聖負つか負聖まれついて、無制限に聖涯憑かれのレジがある。
レジとは、負痛魔障害のこと。普通でない、負痛。自らに負光を創造する破壊のレジ。

シンに逢ったら、負運。
聖アベンジされなかったら、聖リベンジされたってこと。
シンには、無制限のレジがある。
対象ヴィラの宿す、光をシンのレジと反転させる。
そりゃあ、雑にではない。
シンは白痴なりに計らう。

【拒絶対魔人間ヘルサイズ】

闇に隠れて犯す。
そいつは、罪滅ぼしの拒絶者なのさ。
何時かの闇のために、闇作りとなったんだ。
早く負義を淘汰したいょ。
闇力で殺戮よ。
俺・僕・私、空っぽ人間。

【絶対者（ぜったいのん）】

ヨーク式ヘルササイズ。
サタンの一魔、ヨーコ・ヘルサイドと逢瀬した僕。
さて、シンはどんな語りをしさせるのやら。

『『『何言ってんだ、こいつ。』』』
シンとシモンとシオンは、ハモった。
これが、よっことのであい。
カオスな語りをする彼女に困ったよ。
だが、カオスとは愚鈍がハーモニーを理解していない時の愚評。

【下平市長シモン】

『よっ、シモン。』
シンは、神門海士郎の子、神門熾士郎に逢った。
『おまえは誰だ？。』
シモン、訪ねる。
『俺を誰だと思ってる？。』
『知るかよ。』
『俺は誰でもない。
俺は俺のみ。
そして俺は、下平慎助。』
シモンは呆れる。
『アホか、おまえはよ。おまえ、シンだろ。』
『シンでない、sin下平と呼べ。』

『それにシン。訊ねるなら、そう語れ。俺が間違ったみてえだろ。』
『だってそうだろ。』
すぐに人のおかげにする。

【下平慎助】

シンへの偽語りは、止まない。
シンは無制限に嘘語られる。
シンは、そんな偽者に、虚語りをする。

・ヒトアレルギア
・ゴジー多とベジッ斗
・愚語り

皿皿皿皿皿皿皿
目　　妃　　目
目山　佳　田目
目　　里　　目
皿皿皿皿皿皿皿

山田目妃佳里（やまため・ひかり）

御皿遣い、山田目妃佳里。

【まぁ、俺は暗冗句屋だからね。】

『グラーーーー』
グラーと、シンが泣く。
菊地涼子は、リリスに堕落とされた。
堕落（墜落・落下・転落など）パワーによるものだ。
リリスは、小島理子と地点（月）に住む。
∴、月島理子だったりする。

【地点（白陽系の大地）聖点（主、その他の大地）】

聖と負。引力と斥力。S格とM格。

ヴィランの悪戯に、聖戯でアベンジ。
これは、リベンジではない、アベンジだ。
ザ・ヒーローは俺だけだ、他は家畜してろ。

ヒトという家畜は、今日も労働している。
ヒトも、働いたりする時点、家畜なのだ。
ヒトは家畜。俺以外の他人はね。

【ありふれているから、許さない。】

いじめ。それは虐げ。それは虐待と同じ罪。
そして、虐待とは違う罪。
彼は、それらを数で判断しない。
悪罪は、すべて無制限に聖裁だ。

悪の罪は、ヴィランから聖裁する。
限り無く増殖するヴィランを無制限に聖裁する。
彼は、シン。神の罪。そして、聖義の報復者であり、聖義の復讐者だ。
何時かのヴィラン、おまえはもう聖裁されている。

御桜奈海は、負幸に悩んでいた。
『シンくん、あたし甘いのかな？』
彼女は、無制限に負運のシンと自分を比較している。
『いいや。君は甘いのではない。君は優しいアンチヒロイン。』
シンは語る。
『何度も語ったけど、私は負幸を数で判断してない。
何故っていえば、負幸とは少しも許しちゃいけないからよ。
私は、負幸を度数やらで判断してない。』
『ありがとう、シンくん。』
『負幸なヒーローは私が守護する。
少しの負幸だろうが、そりゃ負幸。
どんだけ負幸かどうかなんて、ノーマルやヴィランのような判断はしない。
俺は、闇のヒーロー、闇のストーリーテラー、闇のカリスマ。』
シンは無制限の負け男。負け組の聖一者。負を聖にする、闇のカリスマ。

【無制限帝のシンと小皇女アンチヒロイン】

空の話を語ろう。空っぽな私の語りだ、ニヒルに読んでくれ。俺は闇だ。
—、とかいえば、痛い奴に『痛い者』扱いされるが、そうじゃない。
君等のような他役らしいモブっぽいノーマルのセンスとかとは違う。
これは、いわゆる、愛の語りというやつだ。