>>349の続き
Yさんらによると、「強制尾行」はレンタカーやスクーターも含む車両約10台を使った大がかりなもの。
「イシイ」「オノ」「キタ」「ナカムラ」という事情聴取などで顔を合わせた警察官らも従事しているという。
「3月2日のことです。私が神戸駅でタクシーに乗ろうとしたら、
尾行してきたナカムラが『俺も乗せてくれ』と乗り込んでこようとするんです。
押し問答のすえ、タクシーに乗るのをあきらめ、JRに乗りました。
その間もナカムラはずっとついてきます。新長田駅で降りてダッシュし、
迎えに来てくれた知人のクルマに飛び乗りました」(Yさん)
Yさんと仕事上のつき合いがある女性は、こう話す。
「介護の必要から母親のマンションで生活していますが、
警察は近くの駐車場にクルマを停めて、何カ月も監視しています。
先日は郵便ポストをチェックしているのを目撃しました」
また、別の知人女性も言う。
「警察は、私が経営する店まで来て、『○○さんはいますか』と尋ねるんです。
しかも、私が不在とわかると、『店の外で待たせてもらいます』と。
従業員もお客さんもビックリしますよね。それだけでなく、
息子の自宅や会社まで行くものですから、親子関係もギクシャクしています」
上記の女性2人は精神的なダメージが大きく、心療内科に通っているという。
筆者は兵庫県警県民広報課に対し、Yさんらを尾行・監視する理由を質問した。
しかし、県民広報課は「お答えはできません」と対応した。
現在、Yさんらは兵庫県警に法的手段を講じる準備を進めている。
【写真】Yさんらを「強制尾行」する警察官(6月24日撮影)。