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2018/05/19 12:59
爆サイ.com 東海版

🛩️ 自衛隊・軍事全国





NO.5335772

尹・龍虎のバカ田大学、軍事学講義室
合計:
報告 閲覧数 727 レス数 1000

#1512017/02/19 21:07
何とか復帰しました。
私は普通科なんで、車両の整備は詳しく
知らなかったので、元自さん。助かりました。
あなたも戦車乗りだったんですね。

[尹・龍虎◆YmY3OWNk]

#1522017/02/19 21:24
>>146
ありがとうございます。

基本的に乗員でやるんですね。
で、車検、というには短いですが、年に3回くらいは専門の人がやる、と。
やっぱり状態は自分で把握しておいた方がいいから、ということなんでしょうね。
色んな意味で自分が命を預けるものですし。

[匿名さん]

#1532017/02/19 21:46
以前は本管の整備小隊でやってましたけど、今は武器科がやってますんやな?
それも人員削減の影響やろかなあ〜。
最近になって糧食の炊事は民間委託が多いし、地連や業務隊も一般から臨時の非常勤隊員を採用しているし。

[どん亀]

#1542017/02/19 21:59
>>153
えっ?糧食班の業務が民間委託されてるんですか?
私が居た頃も栄養士の方を外部から雇ってましたが・・・・

一応、戦時に隊員が食事も作れるように、隊員がやると言う
原則だったと思いましたが。

ちなみに私はKPの時に、あまりにも汚い残飯処理室を必死に掃除したら
糧食班の班長から気に入られてしまって、一週間交代でPKに呼ばれる
様になった事があります。中隊長からは特別外泊許可を頂いたので
悪くはなかったんですが。残飯室と、ごみ置き場の掃除を任されて
大変でした。

あとは民生協力でお祭りの青年団に食事を出す任務に行きまして。
皆さんも震災などでおなじみの野外炊飯具を持ってお祭りに行って
豚汁、おにぎりを出しましたね。炊いたご飯を町内会婦人部の
方々がどんどんおにぎりにしていって、私はこき使われましたww

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#1552017/02/19 22:33
>>154
そうですねん。最近は駐屯地の隊員食堂の炊事は民間委託が増えてますよ。
ワイの近くの駐屯地は相当以前から民間委託になっています。その委託会社(給食会社)は頻繁に駐屯地食堂の求人(平日の朝5時〜)を出しています。

KPも場合によってはエエ配置でしたな(笑)
それと、あの貰えたら有り難い特外は既に貰えないようですね。

[どん亀]

#1562017/02/19 23:07
>>154
民間委託の話ししようと思っい覗いたらグッドタイミングですね。
皆さん自衛隊の関係者らしいので良い解答期待できますね。
昨日僕は海自の航空基地祭に見学に行った話を書きました。
自衛隊の基地に入るには当然ゲートがあって立哨がいて出入りする車両や人をチェックするんですよね?違うのかもしれませんが僕はそう信じてました。
でも、基地祭に行ったとき立哨ボックスに立ってた人青い制服を着てたのはびっくりでした。
後で聞いたら○○警備会社の社員だそうで入札で決められるんですね。
他の自衛隊施設は知りませんがどこも一緒なんでしょうか?
海自の場合確か警衛隊が基地全般の警備と銃器の整備保管とかをやっているんですよね?
民間委託ってのは少ない人員を有効に使うために民間でやれること民間にお願いしようって制度だと思うんですが、正門まで民間委託ってのはしっくりこないですねえ。とはいっても米軍は基地警備も一部民間に委託してますけど。当然銃を持ってです(詳しいことは知りませんよ)。

[見物人◆NTA5Nzhk]

#1572017/02/20 12:51
基地の警備も民間委託ですか。
市ヶ谷は街の真ん中で、他にも省庁があるから、
合わせただけだと聞いてますが、時代は変わり
ましたねえ。

[尹・龍虎◆YmY3OWNk]

#1582017/02/20 12:52
海自のことやったら地院家若美はんのテリトリーやから詳細をご存知やろけど。
陸自の場合は未だに自衛官が警衛してますし、空自は基地によって警衛に1年採用の非常勤隊員を混ぜているみたいです。

[匿名さん]

#1592017/02/20 16:07
>>157 すいません、言葉が足りなかったみたいですね。警衛隊がなくなった訳ではないんです。 警衛隊の仕事の中から民間に委託できそうなところを民間にやってもらっているって形なんでしょうねえ。 自衛隊を含め軍隊に災害派遣を要請するメリットは自己完結型組織であると聞いてます。つまり、呼んだ自治体がやってほしいことを要望さえすれば資材の調達、隊員の衣食住などの心配なしで済むってことなんでしょう?その裏には自衛隊員自身が被災して自分の家族の怪我とか命の心配がありながら公の為に働く姿には頭が下がりますが、その時民間委託された民間ん会社の人たちは家族を置いて出勤するんでしょうか? 

[見物人◆NTA5Nzhk]

#1602017/02/20 18:58
あくまでも民間委託を受任している会社の会社員なので、その会社の規定によると思いますよ。

参考までに。
民間人であった者が非常勤隊員として採用された場合は、その任用期間中は自衛官と同等の身分ですが、職務の内容と範囲は細かく規定されています。

[どん亀]

#1612017/02/20 21:19
なるほど、全てと言う訳ではないんですね。

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#1622017/02/20 21:27
>>160
はい、どん亀さんの言う通りだと思います。
では有事の際、防衛出動が発令された場合はどうなんでしょうか?
たとえ民間人であっても国を守るのは同じ日本人として自衛官と共通の認識を持って勤務していると思います。特に国防の最前線に努めている者ならなおさらです。
本来日本を守るということは思想信条左派右派に関係ないはずです。
自衛官と民間人の違いは、自衛官はプロで民間人はアマチュアってことで、決して民間人は税金を払い武器を持って戦うのが自衛官という分け方ではありません。
言えることは、日本を守るのを放棄する者は日本人じゃないってことです。
なんかまとまりのない話になってしまいました。娘がパソコンかせってうるさいのでこの駄文のままにします。

[見物人◆NTA5Nzhk]

#1632017/02/20 21:48
>>162
私は自衛官ではないので参考ですが。

行政、役場の人間は何かあると所管の地域の住民の無事を確認したり、設備がどの程度使えるかを確認して回り、必要があれば公民館や学校などに避難所を設置して移送したりします。
そして、何も公務員だけがそうした仕事をするわけではありません。
町内会などで連絡を取り合ってボランティアが集まり、色々なものを持ち寄って助け合うことも多いようです。

まあ、まともに人間として育てられていれば、という注釈はつくと思いますが。

[匿名さん]

#1642017/02/20 21:52
>>162
改めて読むとめちゃくちゃですね。こういうときは削除キー付けなかったの
後悔しますね。でもこんなもんです

[見物人◆NTA5Nzhk]

#1652017/02/20 23:31
国民一人一人に国を守るという意識が画一化されていれば良いのですが、そうもいかないのが現実ですしなあ。
結局は自衛隊に民間委託で入っている社員個々の資質によると思います。

話は変わりますけど。
毎年、近くの駐屯地業務隊がドライバーの非常勤隊員を応募してますねん。実はワイも一昨年に受験しましたんですねん。
一般の若い人も多数受験していました。一次試験は筆記と面接。二次試験は自訓(教習所)のコースで操縦試験でした。
ワイは現役の時に自訓で指導員やってましたから自分の採点が何点やったのかは判ってましたわ(笑)
結局採用されたのは退官直前の准尉でしたけど、確かに「もしも?」の有事を考えた場合には一般の者よりも、直前まで現役やった者を採用する可能性が高いのは致し方ないと思いましたわ。

[どん亀]

#1662017/02/22 05:55
質問です。
今、珍兵器とか失敗兵器について興味を持って調べているんですが、「アレはヤバイ」みたいな噂を聞くことはあるんでしょうか?

[匿名さん]

#1672017/02/22 06:46
現代では無いかな、第一次〜第二次世界大戦中は数多く有ったみたいですが

それこそグーグルとかで世界の失敗兵器とかって検索した方が早いですよ

[元陸自]

#1682017/02/22 06:56
あの…世界約200カ国の中から軍事力上位10位以内の国家が核武装していないなんておかしな話だぜ

[匿名さん]

#1692017/02/22 19:42

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#1702017/02/22 19:45
>>166

現代に置いては完成された兵器には無いですよ。
ただし、量産型が出来るまでの家庭なら、とんでもない試作品が出来る事は
ありますね。

しいてあげるなら、すでに退役して久しい60式自走無反動砲は、
試作品には無反動砲をハリネズミのの様に搭載した物がありますよ。
結局、全部同時に撃ったら自分が吹っ飛ぶから不採用でしたね。

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#1712017/02/22 21:47
>>170
返答ありがとうございます。

英国で『時々弾が出る鈍器』なんて銃の噂があったんですが、最近は試作品でしかそういうことはないんですね。
まあ、試作品は仕方がないかもしれませんね。
開発は基本トライアンドエラーですし。

全部同時に撃ったら自分が吹っ飛ぶwww

[匿名さん]

#1722017/02/23 05:57
金正男と尹・龍虎さん顔そっくりだね

[匿名さん]

#1732017/02/23 06:49
>>172
俺に似てるのは若いころの石原裕次郎だw

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#1742017/02/25 10:08
>>171
無反動砲と言っても完全に無反動では無いですから。
車体に負荷は掛かりますから。
計算してか付けろよと言う話しですね。

[尹・龍虎◆YmY3OWNk]

#1752017/02/25 15:54
>>174 せっかくの御高説も、相変わらずの誤字、変換ミスが目だちます。送信する前に、もう一度読み返す事、お奨めします。戦場では命取りになりますよ、同じミスの繰り返しは!!

[匿名さん]

#1762017/02/25 16:38
>>175
気を付けます。

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#1772017/02/25 19:01
>>0
無知馬鹿中年乙

[匿名さん]

#1782017/02/25 20:38
>>177
バカ田大学を主席卒業した俺には褒め言葉だが?

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#1792017/02/25 21:27
軍学シリーズ

母艦

母艦とは、自力では外洋航海が難しい小型の艦艇や航空機を搭載、整備、補給する施設を持って、
作戦海域まで輸送する鑑定を指します。以下の様な種類を持ちます。

正規航空母艦:水平離着陸をする艦上航空機を運用する能力を持つ空母。第二次世界大戦で
戦艦から海軍の主役の座を奪い取った艦種でもある。
現代に置いては、基本的には、カタパルトを使用して航空機を発艦させ、アレスティング
ワイヤーと着艦フックを利用して着艦させる物を正規空母とすると言う基準がある。
(例外的にスキージャンプ台で発艦させる物もそうであるとの基準もあり)
動力は原子力と通常動力(ディーゼルエンジン)の両方があるが、カタパルトに水蒸気を
利用する為、原子力の方が有利とされる。

軽航空母:垂直離着陸機とヘリコプターのみを運用可能な小型の空母を指す。
ただし、後述するヘリ空母との区別はあいまいである。

ヘリ空母:ヘリコプター母艦と言うべき存在、必ずしも空母の形はしておらず、前方は通常の
水上戦闘艦、後方だけヘリコプター用の飛行甲板と言う、第二次世界大戦の航空戦艦の様な
形状の物も少ないが存在する。ヘリコプターしか運用出来ない物と、垂直離着陸機も運用可能な
物が存在する。ちなみに、日本の「いずも」型「ひゅうが」型はヘリ空母である。

航空戦艦:航空巡洋艦:第二次世界大戦で空母の不足した日本海軍が苦肉の策として急造した艦。
前方は水上戦闘艦、後方は飛行甲板と言う形状をしている。当然、発艦は出来ても、着艦は
出来ないので、中途半端な艦となる。また、近年では旧ソ連軍が、水上戦闘艦の側舷に飛行甲板を
取り付けると言う形で航空巡洋艦と言う艦種を作り上げている。こちらは、きちんと、発艦、着艦
が可能である。

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#1802017/02/25 21:30
水上機母艦:第二次世界大戦時には存在したが、現在は存在しない艦種。水上機を作戦海域まで
運んで、自身のカタパルトから発艦させるか、クレーンで着水させ、海上から発進させる。
当然、着艦はさせず、水上に着水させてクレーンで収容と言う運用を行う。
水上機が使われなくなった為、現在は消滅した。(飛行艇と水上機は違うので混同しないように)

潜水艦母艦:潜水艦をサポートする艦種。これだけは、さすがに潜水艦を作戦海域まで輸送する
事は例外を除いて行わない。浮上した潜水艦への燃料、食料、水、武器弾薬の補給を行ったり、
乗組員を収容して食事、休養、宿泊などの場所を提供する。洋上で可能な修理、整備を行う。
また、浮上不可能に陥った場合は救助する。などの能力を持つ。

掃海母艦:機雷に反応しない為、木造の小型船しか作れない掃海艇を収容し、作戦海域まで
運んだ後、掃海作業の指揮、支援を行う母艦。近年は収容はせずに艦隊を組んで行動する
だけの場合も多い。もちろん、掃海艇への補給能力も持つ。

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#1812017/02/25 22:35
軍学シリーズ

その他の作戦艦

揚陸艦:陸軍部隊を輸送し、ただ輸送するだけではなく、港以外の場所に強行上陸させる
設備を保有する艦船。実は、能力や運用形式に寄って複数の種類に別れるので、後述する。

ビーチング型揚陸艦:元々はこの艦種しか存在しなかった。格納庫に戦車を中心とした大型の陸上
兵器と、その乗組員を収容し、目的地の砂浜に座礁に近い形で乗り上げて、艦首のハッチを開いて
そこから戦車や陸上兵器を上陸させる。陸上兵器の補給能力は持っている場合が多いが、
修理、整備能力は持っていない。弱点として、座礁から自力で脱出出来るよう、船底を平らに
作り、バラスト装置(水、油などを移動させて、前後に船を傾ける装置)などを搭載するため
時化に弱く、外洋が荒れていると航行不能であったり、出来ても横揺れが酷く、船に慣れていない
陸軍の兵員が酷い目に合うと言う事がある。
武装は自衛用の最低限の物である事が多いが、上陸支援用の大砲やロケット弾を持っている
場合もある。

ドック型揚陸艦:自分自身は相手の国土に接岸はせず、艦内に上陸用舟艇を搭載して、上陸地点の
近海まで輸送するタイプの揚陸艦。メリットとして、大型艦が作りやすい事、外洋航海に適した
艦形に出来る事、自分自身が敵の陸上部隊に攻撃されない事などがある。現在はこの形が主流に
なりつつある。

強襲揚陸艦:ドック型揚陸艦の甲板を飛行甲板化し、ヘリコプターや垂直離着陸機の運用を可能に
した艦。上陸作戦前に垂直離着陸機で上陸地点を攻撃し、敵部隊を排除後に、上陸用舟艇を発進
させる。ヘリコプターで歩兵部隊を先行上陸させて、敵の港を占領する。など、幅広い作戦が
実行可能となる。

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#1822017/02/25 22:40
輸送艦:揚陸艦の様に、港以外の場所に味方を上陸させる能力が無い艦船。民間の貨物船や
フェリーが徴用される場合も多い。海上自衛隊の「おおすみ」型輸送艦は、輸送艦と名乗って
いるが、実際には強襲揚陸艦である。

補給艦:水上艦に燃料、食料、水、武器弾薬を海上で補給出来る設備を持った輸送艦の一種。
通常は水上艦に対してのみ、補給能力を持つが、ヘリの運用能力を持っていたり、潜水艦にも
可能な物も存在する。

上陸用舟艇:小型のビーチング型揚陸艦と言った感じの船型の小型艇、それでも戦車一両くらいなら
搭載が可能である。外洋航海能力は持たない為、通常はドック型揚陸艦に搭載されて、作戦海域まで
輸送される。近年はホバークラフト型などが存在する。

掃海艇:機雷を設置、または除去する為の設備を持つ小型艇。機雷は磁力で作動する為、磁力の
反応を出さないために、木造船舶である事が多く、外洋航行能力は低い場合が多い。
その為、前述した掃海母艦と行動を共にするか、場合によっては搭載されて移動する。

救難艦:味方の艦船が嵐や、敵の攻撃で沈没した場合、あるいは沈没寸前の状態になった場合に
救助する艦船。通常は専用の物は、潜水艦への救難専門のものしか作られない。

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#1832017/02/25 22:46


音響測定艦、海洋観測艦:自国の領海内を回り、ソナーで海底の地形を観測したり、
敵、味方を問わず、潜水艦の航行時の音(音紋と言う)を録音し、データー化する艦船。
こうする事で、味方の潜水艦が敵に発見されにくく、隠れる場所を探したり、逆に敵の
潜水艦の隠れている場所を特定しやすくしたりする。

施設艦:海底ケーブルを施設したり、敵の潜水艦の領海内への侵入を探知する固定式ソノブイの
設置、整備などを行う艦船。その他にも味方や民間の船の航海の安全の為の設備を設置、整備
したりもする。

訓練支援艦:昔は標的艦とも言った。味方の艦船が訓練をする時に、敵艦の役割を演じ、攻撃の
標的を運用する。近年では標的となるドローンの運用能力や、ダミー潜水艦の運用能力も
持っている場合も多い。

訓練艦:新人の士官、兵員を教育するための艦船。かっては退役寸前の旧式艦を当てたが、
近年の艦船の近代化、ハイテク化に伴い、新造される事も多い。

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#1842017/02/26 01:30
施設艦って、民間か行政だと思っていました。
海自とかにもあるんですね。

[匿名さん]

#1852017/02/26 08:23
>>184
はい。機密事項が多い物などは、自衛隊の施設艦が作業しますね。
もちろん、民間委託もされてますし、行政の物もありますね。

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#1862017/02/26 09:32
>>185
なるほど、勉強になります。

[匿名さん]

#1872017/02/26 20:23
軍学シリーズ

潜水艦

潜水艦には任務による分類と、動力機関による分類が存在する。

動力は通常型と原子力が存在する。

通常動力型潜水艦:普段は浮上して、ディーゼルエンジンで航行すると同時に発電機を回して
バッテリーに充電し、潜水する時はバッテリーで航行する。
当然、潜水中にバッテリーが切れたらアウトなので、バッテリーが切れる前に浮上しなければ
ならない。ただし、近年では発電の為に、ディーゼルエンジン以外の方法を持った潜水艦も
存在し、潜水中でもバッテリーへの再充電が可能な物も存在する。
一見非力な様に見えるが、潜水中、モーターを止めれば、艦から機械的な音が出ない為、
静粛性が高く、発見されにくいと言う利点を持つ。

原子力潜水艦:艦内に原子炉と原子力発電所を持つ潜水艦。有り余る電力を持つ為、何か月でも
潜水したまま行動が可能。真水は蒸留して、酸素は海水を電気分解して作る事さえ出来る。
その為、食料が尽きるまで作戦行動が可能である。(実際は乗組員が持たないが)
ただし、どうしても艦が大型化してしまう為、大陸棚などの近海では行動に制限がかかり、
また、原子炉を止める事が出来ない為、例え停止していても、原子炉の冷却システムの音を
艦が発してしまうと言う弱点がある為、常に発見困難な深海にいる必要があると言う弱点が
ある。

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#1882017/02/26 20:25
次に任務別の分類

攻撃型潜水艦:通常の潜水艦と言えばこれである。その任務から、原子力型より、通常動力型が
向いている。平時は一定の区間をパトロールし、敵の水上艦や、潜水艦を哨戒し、追跡や、
攻撃を行う。有事はある海域に潜んで、そこを通る敵対国の船を攻撃するのが任務となる。

戦略潜水艦:大型の潜水艦に、海中発射型の巡航ミサイルや弾道ミサイルを搭載して、外洋の
深海を巡回させ、戦争が始まるとなった場合、敵対国の都市や軍事施設に対してミサイルを発射
したり、敵対国からの自国へのミサイル攻撃があった場合、自動的に報復のミサイルを発射する。
自衛の為の魚雷や対艦ミサイルは装備しているが、他の船と戦うのは任務では無い。
当然、核保有国の戦略潜水艦は核ミサイル搭載艦である。

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#1892017/02/26 20:28
まった、かって存在した潜水艦としては。

潜水空母:戦略潜水艦の海中発射型弾道ミサイルや、巡航ミサイルの発射装置は、この潜水空母
の技術から開発された。数機の攻撃機を潜水しても水が漏れない格納庫に積んで、敵国の沿岸まで
隠密に近づき、奇襲攻撃をしかけると言うコンセプトは、実現しなかったが、攻撃を仕掛ける
存在が飛行機からミサイルに代わっただけで、任務的には同じである。

潜水揚陸艦:計画だけで実際には開発されなかったが、潜水したまま敵国の沿岸に隠密裏に
近づき、魚雷の代わりに、兵員や地上兵器を積んだカプセルを発射し、隠密裏に上陸させると
言う潜水艦。実は魚雷でこういう魚雷があると言う話もあるが、専門の潜水艦としては
開発された事実は無い。

特殊潜航艇:外洋航行能力は持たない為、専用の潜水母艦で輸送されて任務につく。
非常に小型の潜水艦。
浅い湾内などに潜入して、湾内に停泊している敵の艦船を攻撃する。実際に真珠湾攻撃などで
旧日本海軍が使用、一定の戦果をあげている。

人間魚雷:これを潜水艦と呼んでいいのかどうかとも思うが、早い話、魚雷を改造して
操縦席を付けて、人間が操縦して敵艦に体当たりする。当然、行ったら行った人間は100%
死ぬだけの間抜け兵器である。現在はホーミング魚雷があるので、こんな物は北朝鮮でも
作られないだろう。

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#1902017/02/26 20:59
他にダブっていたらごめんなさい。
潜水艦のバッテリーが気になる。
水中で推進モーターを止めても他に各種制御システム、コンピューター、その他の電子機器、それに浮上の際にはメインタンクブローなど消費電力は半端なものではないでしょう。
鉛蓄電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池、いろいろあるが、バッテリー収納スペースだけでもかなりなものと思います。これも軍事機密なんでしょうね。

[匿名さん]

#1912017/02/26 21:08
>>190
そうですね。どれくらいの容量のバッテリーを積んでいるか、バッテリーだけで
どれくらい潜っていられるか。そういう事は当然軍事機密ですね。
これが知られれば、いろいろ行動に足枷がつきますからね。
ただし、バッテリーの種類は公表されてますね。
我が海上自衛隊の最新型の潜水艦はリチウムイオン電池です。
またスターリング機関と言う、一種の燃料電池も持っていて、水中でバッテリーへの
再充電が可能です、

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#1922017/02/26 21:33
>>191
リチウム電池のメリットとしては容量が酸化鉛の約2倍あることや、急速充電が出来ることか。

鉛電池はフル充電しようとすると満タンに近づくほど充電効率が下がるんだな。
充電に時間と電力を食ってしまうんだ。
さらに満タンに近づくと電流が水を電気分解しはじめてガッシング(=バッテリー槽に水素が発生する)が起きるんだ。

このガッシングを恐れてフル充電しないと緊急時の機動に不安となる上に、酸化鉛電池は週に一回は満タンまで充電させておかんと、経時的に電池の充電容量が減っていってしまうわけだ。
リチウム電池ならこのリスクはないといえる。

ただ、リチウム電池は発火や膨張の問題がまだ解決出来てない。
アメリカの小型潜航艇はリチウム電池を採用してるが火災事故の前列がある。
日本製でもボーイング787(日本製リチウム電池採用)が飛行中に発火現象を起こした。

世界中でリチウム電池を数千トン以上の、ましてや事故時に密閉空間となる潜水艦に採用した国はまだほとんどないのこれらが理由だ。
リチウム電池+ディーゼルエンジンってのスペック的には大変結構なものだが、まだ技術的にこなれていない部分が沢山残ってることは忘れちゃいかんね。

[匿名さん]

#1932017/02/26 21:42
むう。私以上の専門家が出現か?

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#1942017/02/26 21:47
>>193
専門家じゃないが…。
久しぶりにレスしてみたら誤字をやらかしてしまった。
尹氏なら変なあら探しはせんだろうが、リハビリだと思って許してね。
また暇な時に覗きにきますよ。

[匿名さん]

#1952017/02/26 23:14
>>192
これは勉強になりますね。ありがとうございます。

[匿名さん]

#1962017/02/27 07:43
>>191
すいません、余計なことかもしれませんがスターリング機関と燃料電池は別物かと記憶してます。
あと、推進方式としてウオータージェットと中国が次期潜水艦に搭載予定の電磁誘導方式がありますね。
特に電磁誘導方式は成功すると、スクリューがないので、見つけるの大変そうです。

[見物人◆NTA5Nzhk]

#1972017/02/27 13:02
>>196
電磁誘導システムの艦艇は試験的には日本でも試されていたね。
(もちろん水上艦艇だけど)
一時期は日支両国で共同研究していたことがあって、その研究成果や技術がシナに流れたのは間違いない事実だよ。
ただしそれを潜水艦に応用するのは技術的ハードルが高い上に、実用性もないね。

言うまでもないが、潜水艦が水上艦艇や哨戒機から逃れるのには音が小さいってだけじゃダメだろう。

そして電磁誘導で潜水艦を動かすには潜水艦自体が強力な磁気を発生させなきゃならないんだよ。
(※そういう磁気発生システムに不可欠な永久磁石、そのための常温の超伝導物質等々の実現性がそもそも困難だが、それが可能だとして)

では、その強烈な磁気発生源と化した潜水艦を探知するにはどうすればいいか…こういう話なんだよね。

現代はもちろん、昔の対潜哨戒機でさえ普通に磁気探知機材を持ってたのは周知だろ?
どんな潜水艦も高張力鋼で船体が作られている以上は磁気が発生せざるをえない。

現代の対潜哨戒システムはこのわずかな磁気の変化で潜水艦を発見するが、このシナの潜水艦は自ら自然界にありえないほどの強力な磁気発生源になってしまうんだよ。

こんな潜水艦が出来たとしても、世界一磁気探知機材で発見しやすい潜水艦になるだけだよ。

[匿名さん]

#1982017/02/27 14:54
>>197
その通りなんですが中国が最近、電磁誘導推進によるスクリューなしの潜水艦の実用化に成功したというニュースを見たので。
もし実用化が本当の話なら、磁気の発生も極力抑える技術もどうにかしたと考えるのが妥当だと思います。
わざわざすぐに見つかる潜水艦を作りませんよね?

[見物人◆NTA5Nzhk]

#1992017/02/27 17:20
>>198
まず電磁波の原理や日本が過去に開発した艦船の電磁誘導のシステムを調べてごらん。
話はそれからじゃないかな。

つまりシナ伝統のハッタリの類いだろうってことだ。
ロシアやシナはこういうディス・インフォメーションを宣伝として使う常習犯だ。

もちろん西側の軍事関係者ならハッタリとして理解する。
では彼らが誰に向けて宣伝してるかと言えば国内向けなんだな。

例えばロシアには「ステイタス6」という自爆無人ロボット魚雷があるそうだ。
これは核弾頭付きの魚雷でロシア沿岸から発射すると100ktで大西洋を一万㎞を進み、アメリカ東海岸で爆発する。
水爆弾頭はコバルトで被覆されていて、広範囲を放射能汚染するもの…だそうだ。

しかしこんな高速で海中を走るロボット魚雷はいやおうなくノイズを撒き散らす。遠方からでも簡単に探知可能だ。
だいたい一万㎞の長射程と100ktの雷速を両立出来るような兵器は現実的じゃないからな。

しかしロシアやシナは、これで十分に自国民を騙せる。
「うおーすげぇ」「我が軍も大した切り札があるじゃないか」と、愛国無罪のバカ国民が勘違いしてくれればよいのだよ。

シナの“ステルス”戦闘機もそうだ。ステルスなのにデモ飛行で真っ黒い排気を出しまくってみせた戦闘機だ。
こんな赤外線を放射しまくるステルスなんて西側標準じゃありえない。
しかしシナにはそれで十分なのだ。
なぜなら愚かな国民を騙して共産党独裁を権威づけし、国内を結束出来ればいいからだ。

またアメリカや我が国もそれを放置し、あえて「あんな物は役立たずだ」と否定したりしない。
逆に「シナやロシアは凄い兵器を開発してる。我が国にも何らかの対抗策が必要だ。その為に予算を増額してくれ」
こう財務官僚に説明するネタになるからね。

[匿名さん]

#2002017/02/27 21:03
>>199
電磁波ですか。僕の苦手な分野です。なにしろ見えない
確か原理はフレミングの左手の法則で、磁界に直交する方向に電流を流すと、磁界と電流の双方に垂直な方向へ力(ローレンツ力)が作用する。海水は導体なので流れが出来る。電磁推進船はこの力(ローレンツ力)を利用してるんじゃなかったかな。理論的には時速200キロ可能と宣伝されながら20人乗りのヤマトⅡは20キロも出なかったと聞きます。ただ、技術は日進月歩進歩するので突如問題が解決することも有るのかなと思いましたが無理なことは無理なんですね。

[見物人◆NTA5Nzhk]

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