【こちらは鬼畜CDUに対するモリスコ追放問題に関する見解への反論】 (
>>987参照)
そもそも「モリスコ」はイスラム教徒ですらないんだけどね。
イスラム教徒は、レコンキスタが完遂するまでに何度も虐殺されたし、
追放もされた。モリスコは、それとは別の、もう洗礼も済ませた、キリスト教徒だった。
日本で言えば、「すでに踏み絵を踏んで、表向きはキリシタンを棄教した人」と同じ。
追放された30万人は、そういう人たちだったんだよ。
秀吉や江戸幕府が16世紀末から17世紀にかけて国外追放したり虐殺したりしたのは、
「キリシタン」と「宣教師」。
スペイン政府が17世紀初頭に国外追放したのは、「すでにキリスト教に改宗した
もとイスラム教徒と、その子孫(すでに3、4世代目以上)」。
「改宗を拒んだイスラム教徒」は、とっくに虐殺&国外追放済みです。
「モリスコは、すでにキリスト教徒になって数世代を経ているとは言え、
国外のイスラム教国と協力して、スペインを(再び)脅かすおそれがあった」
ことが、モリスコ追放を正当化する十分な理由になると言うのだから
キリスト教国はどこまでも牽強付会で執念深い。