>>585
実は紫外線にも海水にもさほど弱くはありません。
新しい病原体に対する安全で効果的なワクチンを開発するためには、一般的に数年〜数十年かかります。ワクチンの臨床試験(治験)は3段階に分けられます。
第I相:数十人の健康なボランティアに対する治験、第II相:感染症が発生している地域で数百人に対して行う治験、第III相:数千人の参加者に対する治験です。第III相で集計されたデータを米国では米食品医薬品局(FDA),日本では厚労省が検証・審査して認可し、一般に使用できるようになります。
私は以前に蛋白結合型肺炎球菌ワクチンの臨床試験に関わっていましたが、その時に比べるとまったく比較にならないほど新型コロナウイルスワクチンの開発が急速に進行しているのは嬉しく心強いです。