JR日田彦山線の復旧をめぐって、沿線自治体が福岡県から事実上の「鉄道断念」を打診されていたことがわかりました。
2017年の九州北部豪雨で被災した日田彦山線について、これまでにJR九州は鉄道での復旧条件として沿線自治体に毎年1億6000万円の維持費を要求し、代替案としてBRT=バス高速輸送システムと路線バスを提示しています。
関係者によりますと、この問題で沿線自治体の添田町と東峰村のトップが去年10月以降、複数回福岡県の幹部と会談し、維持費の捻出は困難であることを改めて確認しました。
その上で、県から「交通体系を転換する代わりにJR九州から地域振興策を引き出した方が得策ではないか」などと、事実上の「鉄道断念」を打診されたということです。
ただ県は、「現時点で断念しているわけではない」とコメントしています。
今月12日にはJR九州と自治体によるトップ会談が予定されています 。
2017年の九州北部豪雨で被災した日田彦山線について、これまでにJR九州は鉄道での復旧条件として沿線自治体に毎年1億6000万円の維持費を要求し、代替案としてBRT=バス高速輸送システムと路線バスを提示しています。
関係者によりますと、この問題で沿線自治体の添田町と東峰村のトップが去年10月以降、複数回福岡県の幹部と会談し、維持費の捻出は困難であることを改めて確認しました。
その上で、県から「交通体系を転換する代わりにJR九州から地域振興策を引き出した方が得策ではないか」などと、事実上の「鉄道断念」を打診されたということです。
ただ県は、「現時点で断念しているわけではない」とコメントしています。
今月12日にはJR九州と自治体によるトップ会談が予定されています 。