ロシア特殊部隊が攻撃開始…アゾフ大隊拠点“地下要塞”多数の市民避難[2022/04/19 20:21]
ttps://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000252013.html
マリウポリの市民1000人以上が避難しているアゾフスタリ製鉄所に対して、ロシア軍が特殊部隊を投入し、攻撃を開始したと、ロシアメディアが伝えました。一方、ウクライナ政府は、人道回廊について、3日連続でロシア側の合意を得られなかったと発表しました。
ウクライナ東部ドンバス地方への新たな攻撃が始まった。ゼレンスキー大統領が明言しました。
ウクライナ、ゼレンスキー大統領:「ロシア軍は長い間準備してきたドンバス地方での戦いを開始したと言える。ロシア軍のかなりの部隊がこの攻撃に投入されている。どれだけロシア軍が来ようとも我々は戦う」
アメリカ国防総省も。
米国防総省・カービー報道官:「ロシア軍がウクライナ東部と南部で大隊戦術群の数を強化したと考えている。どこにいるかは具体的には言えないが、ここ数日で10以上、追加されたことを確認した」
19日に新たに公開されたマリウポリの映像です。空高く黒い煙が上がるのはアゾフスタリ製鉄所。ウクライナ軍とマリウポリの防衛にあたるアゾフ大隊が拠点とする場所です。
このアゾフスタリ製鉄所にはソビエト時代から続く「地下要塞」があると言います。さらに…。
アゾフスタリ製鉄所・ツキティシュビリ社長:「2014年以降、何かが起こるのは予想していた。36カ所に防空壕(ごう)を設置し、備えをし換気口などを整えた」