>>347
腐りにくくするのは#348さんのおっしゃる通りです。
おいしさを保つのはできるだけ表面の水分を飛ばして米粒の中の水分を閉じ込め保湿すると美味しさを保ちます。
米はβデンプンで消化できませんが炊く事でαデンプンになり唾液のアミラーゼでデンプンが糖にかわり、甘くて美味しいと感じます。
しかしαデンプンは乾くとβに戻ろうとします。
いつまでも暖かいままだとご飯粒の中の水分がどんどん出て行きます。
炊き立てのいい状態の時に表面だけ余分な水分を飛ばすと熱を下げ、表面がややβ化し少し硬くする事で中の水分が逃げるのを遅らせる事ができます。
冷めても噛めば噛むほど甘みが出る美味しいご飯になります。
寿司のシャリ切りも熱々だと寿司酢が入りやすく、シャリ切り終わったら団扇で扇ぐのは表面の余分な水分は飛ばし中の水分を閉じ込める狙いがあります。