>>79
あなたの隣にいるはずの部下の椅子には誰もいない。トイレにいるのかもしれないし喫煙ルームにいるのかもしれないしはたまた外回り中なのかもしれない。しかしあなたにはその全ての可能性を否定できない。
つまり「部下は同時に3箇所に存在する」と表現しても差し支えないワケです。
このパラドクスを「シュレディンガーの猫」と呼びます。
箱の中にいる猫の生死を知る術のないアナタにとっては,猫は「生き」てもいるし「死んで」もいる。
相反する事象が同席しているのです。
これをうみねこの世界では,「ブラウン管TVの中を覗いてみるまで,そこに真空管があるのか小人さんが頑張っているのか特定できない」と表現しています.
TVのフタを開けてみるまで,どちらも真実として君臨しているというわけです。