アフリカ東部ケニアの野生動物保護区の森で、網目模様がない全身真っ白のキリンの親子が目撃された。
地元では「白雪姫(スノーホワイト)」と呼んで、密猟者からの保護を訴えている。
生まれつきメラニン色素が欠乏するアルビノのキリンが見つかったのは、ケニア北東部に位置するイシャビニ・ヒロラ保護区。
今年6月、密漁を監視するレンジャーチームが、タナ川東岸の森を歩く親子を発見。
あまりの白さに驚いて、当初は幽霊か精霊だと思ったという。
動画を撮影したレンジャーチームによると、「キリンの親子は私たちのほんの数メートル先にたたずんで、こちらに気づいていましたが、おびえるようすも見せず、ゆっくりと視界を横切って行きました。左手から現れた仲間のキリンと比べて初めて、網目模様まで白いことに気づきました」と話している。
この動画は、公開された直後から世界中に拡散されて、これまでに85万回視聴された。
国連の専門機関『世界自然保護の日』は、公式ツイッターで動画を公開し、密猟者による野生動物の捕獲に対する警鐘を打ち鳴らしている。
White giraffe
White giraffe spotted by Hirola rangers in the hir...
【日時】2017年09月19日(火) 18:23
【提供】ハザードラボ