前線の影響で、西日本から東日本の太平洋側を中心に、1日夜遅くから3日にかけて、雷を伴う激しい雨が降るおそれがあるとして、気象庁が警戒を呼びかけている。
気象庁によると、1日夜から2日にかけて、西日本に前線がのびる影響で、あす夜には前線上の四国沖に低気圧が発生し、本州南岸を東北東に進んでいくと見込まれる。
また中国大陸と朝鮮半島の間の黄海では、2日朝に別の低気圧が発生し、前線をともないながら日本海を北東に進んでいく予想だ。
このため、上空に暖かく湿った空気が流れ込みやすくなり、今夜から3日にかけて太平洋側を中心に、全国的に大気の状態が非常に不安定となり、西日本では今夜遅くから、東日本では2日夜のはじめごろから3日にかけて、激しい雨が降り、局地的に大雨となるおそれがある。
2日午後6時までの24時間に予想される雨量は、九州北部の多いところで150ミリのほか、近畿地方や東海地方では雷を伴って1時間に30ミリ以上の激しい雨が降って大雨となる見込み。
気象庁は大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒するとともに、発達した積乱雲が近づく兆しがある場合は、落雷や竜巻、激しい突風にも注意するよう呼びかけている。
【日時】2018年05月01日(火) 18:32
【提供】ハザードラボ