(続き)
ではどうするか。
内陸に石油が無ければ外洋に求めるしかない。
そうなれば一番近くに存在するボルネオの優良油田に目をつけるのは自然だろう。
>>2の繰り返しになるが、シナはスプラトリー諸島を足がかりにボルネオの海底油田を侵食し、ゆくゆくは内陸に触手を伸ばす。
また海上のリグから内陸の油脈にストローの先を伸ばすことも可能だ。
シナに有利なのは戦前のオランダの植民地政策として、シナ人の移民を奨励したことがあり、ボルネオにはその華僑が多数存在し、経済的な実権を握っていることだ。
以前もシナは華僑を利用してボルネオで赤化暴動を起こさせたことがあり、これはイギリス軍のグルカ兵によって鎮圧されている。
今のシナはこれに懲りて、より巧妙な海上からの慎重なアプローチを選んでいる。
スプラトリー諸島の小島や岩礁を基地化し、少しづつボルネオに向かって外国領土を蚕食する。
そして海軍力を強化し、来るべき未来…米英との利害対立が先鋭化するときに備えて、西太平洋のフリーハンドを得ようとしているわけだ。
前レスで内憂外患と書いたが、まさにそれらの意味でシナは石油飢餓の状態にある。
スレタイで書かれたように、スプラトリーへの侵攻はシナの石油飢餓からくる焦りの表れといって間違いないだろう。