九州南部に連なる霧島連山に囲まれたえびの高原硫黄山周辺では19日、地下のマグマや水蒸気の動きを示す火山性微動が発生し、斜面の隆起が観測された。その後、火山性地震も一時的に増加し、気象庁が動向を注視している。霧島連山のひとつ、新燃岳では16日以降、火口付近を震源とする火山性地震が急増。きょう午後3時までの4日間に発生した火山性地震は、合計420回にのぼるが、17日以降は1日あたり50回以下に減少している。一方、新燃岳の北西...
九州南部に連なる霧島連山に囲まれたえびの高原硫黄山周辺では19日、地...