沖縄県の久米島家畜市場で「安福久」の血統として出荷された一部の子牛が別の血統種だった問題で、JAおきなわ久米島支店と久米島和牛改良組合が昨年の段階でDNAの不一致を把握しながら、出荷農家や購買者に公表せず、かん口令を敷いていたことが13日、分かった。2月29日に開かれた全農家対象の説明会で「マスコミが一番怖い。外部に漏らさないように」などと発言していた。 参加した農家によると、同支店の松元靖農産課長と翁長学組合長が、昨年...