■下流老人300万人という現実「下流老人」なる書籍が店頭に並んだのが2015年、そのセンセーショナルなタイトルと内容は大きな話題を呼び、新書では異例の売り上げを記録したのを、覚えている人も多いはず。著者の藤田孝典氏の定義によると下流老人とは「生活保護基準相当で暮らす高齢者およびその恐れがある高齢者」のこと。現在の日本では600万人の老人が一人暮らしをしており、その半数が生活保護レベルの暮らしをしているといいますから、30...
■下流老人300万人という現実「下流老人」なる書籍が店頭に並んだのが...