小坂学さん。ケント紙を素材に、身の回りの様々なものをモチーフにした立体作品を作ってらっしゃいます。 その作風は、対象を細部に至るまでよく観察し、その形状や質感を克明に表現するというもの。彩色をせず、ケント紙の白い地肌のままとなっているため、モチーフの姿を客観的に際立たせ、どこか匿名的な観念性をも帯びています。 今回、小坂さんがモチーフに選んだのは、松下電器産業(現:パナソニック)が1980年代末に発売した小型ラジオ、RF...
小坂学さん。ケント紙を素材に、身の回りの様々なものをモチーフにした立...