「大国としての責任を」と批判台湾の蔡英文総統は27日、オーストラリアのシンクタンクとのテレビ会議での演説で、「北京(中国政府)が自制力を保ち、(地域安定を維持する)大国としての責任を果たすことを期待する」と述べ、前日に南シナ海に向けて複数の中距離弾道ミサイルを発射した中国を暗に批判した。 台湾の国防部(防衛省に相当)も同日、中国軍によるミサイル発射について「私たちは台湾海峡周辺の情勢、空中と海上の動きを十分把握している...