8月の暑い夏の日。田園風景が広がる東急線「こどもの国」駅前に立つ筆者の前に一人の男が現れた。彼の名は葛西純。「プロレスリングFREEDOMS」に所属する一人のプロレスラーだ。 猿を思わせる愛らしい風貌とは裏腹リングに上がれば、蛍光灯、画びょう、カミソリまで、目をそむけたくなるような凶器へ飛び込む。6mの高さからも笑みを浮かべてダイブをするなど常識では計り知れないファイトを繰り広げてきた。過激なデスマッチをする彼は、プロ...
8月の暑い夏の日。田園風景が広がる東急線「こどもの国」駅前に立つ筆...